Screenshot『アロ指摘:ビニャーレスがずっと抱えている真の問題とは?』
★10月2日からの日本GPで、マーヴェリック・ヴィニャーレス(31才、KTMテック3)が復帰する。
★ヴィニャーレス選手は昨シーズン中盤に負った左肩のケガに悩まされ、今シーズン序盤に再手術を受けて一時的に復帰したが、7月初めのドイツGP決勝でのリタイア以降は欠場し、リハビリを続けていた。
★先日、オスカー・アロ(ホンダLCRでスポーツディレクターを務め、2021年末にモトGP業界から完全引退)が、ポッドキャスト『Fast & Curious』で話した要点は以下のとおり。
・2013年にヴィニャーレスがモト3タイトルを獲得した時でさえ、チームの大半は「これが最初で最後かも…」と思っていた。実際、その後はモト2でもモトGPでも、レース優勝はするもののタイトルは取っていない。
・二輪レーサーとしての才能は誰もが認めているが、ただ、チーム内で何か起きると上手く対応できないのだ。
エゴや恐怖心など多くの精神的な問題を抱え、所属チーム内で問題を起こしがちで、モト3時代、2012年レースウィーク中のチーム離脱事件や、2021年のヤマハ契約破棄は有名である。
・なお、現在のKTM陣営で起きている問題は、今までとは少し趣が違うだろう。ヴィニャーレスはケガの問題を抱えているからだ。
2025年に負ったケガが長引き、今年も再手術や長期欠場を強いられ、そのせいでKTM機への信頼感を損ねてしまったのだ。
・一番大きな問題はキャリア全体におけるマネージメントと、周囲の環境にあるだろう。
特にスランプ期は周囲で支えてくれる人間が重要で、耳あたりの良いことを言うだけではなく、選手の間違いを指摘できる人材が必要なのだ。
そう言う意味で、ヴィニャーレスは身近に不適切な人物ばかりを従えている。
★最後に、アロ氏は次のように締めくくった。
「愛してくれる人間から、時には傷つけられることもある…自分にとって耳あたりの良いことばかりを、言ってもらおうと期待してはいけないのだから。
本当に支えようとしてくれている人と言うのは、現状をありのままに伝えてくれる人だろう…たとえ、それが傷つくようなことであってもだ。
あとは、その辛言を受け入れ、改善するかどうかは本人次第なのだ。おそらく、今、ヴィニャーレスはそう言う状況なのだと思う。
これまで恵まれない環境に身を置いてしまい…とは言え、それも自分自身で創り上げた環境なのだから自業自得なのだが。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)




