MotoGP

ロレンソ極意『無心』、青山&バルベラ新パーツテスト、ブラドル誕生日オペ…etc:今日のできごと


イタリアは連日雨で寒い日が続いております…
日本の皆さんは、ぼちぼち早い忘年会なんかがスタートしたところでしょうか…
シーズンが終わっても、けっこうニュースって、毎日出てくるもんですねぇ。
んでは、サクッとロレンソ選手から行ってみますか!

モトGP『マシンに乗っている時は無心が一番』

corriere-lorenzo.jpg ★ホルヘ・ロレンソがスペイン紙『Marca』に今シーズンを振り返ってのコメントをした。
「マシンを走らせている時は無心が一番。考えるのはライダーにとっては敵だね。マシンは感じるもの…受け身で乗るもの…最大限のものを得るにはとにかくそうするのみ。
なにかと色々あったシーズンだった…モトGP総合優勝からマックス・ビアッジやケーシー・ストーナーの引退等。特にマックスの件では一時代が終わったわけだし。子供の頃、彼に憧れていた。TVで初めて観たレースは、1995年のインドネシア戦250ccクラスで原田選手と戦っているやつだった。あの時から、ずっと後を追いかけてきた。今では仲の良い友人同士でね。人生は止まらず、時は過ぎていくけど、ただ、コースで成し遂げたことは2輪レース史に残っていくから。
ヴァレンティーノ(ロッシ)がドゥカティで過ごした2年間は光り輝いていたとは言わないが、でも、うちでまた速くなるだろうことは確かだ。たまたま9回タイトルを取って、100回以上のレースに勝ってきたわけじゃない。何か特別なものがあるからできたこと。
ケーシー(ストーナー)は、これまで自分が見てきたライダーの中で一番凄い才能の持ち主。
僕の仕事では、世界選手権モトGPクラスでチャンピオンになるのが最大限のこと。自分は今や2度それを果し、あとは繰り返すだけだ。凄いマシンに乗れたなら、すべては容易くなるが。
【モンツァ・ラリーについて】良い経験以上のものになった…ただ、マックスのリズムで走るには時間があまりなかった。
将来のことは、さあ…どうかな。体が好調なかぎり走る気はあるし、2輪業界から去ることは微塵も考えていない。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2012年11月29日 Corriere dello sport記事より抜粋)



ほい、んで、次はドゥカティ・テスト2日目。
相変わらず、ヘイデン選手が好調そうでんな。

モトGP『ヘレス:へイデン転倒したが首位、ドヴィはピット待機』

bikeracing-ducati.jpg ★ヘレスで行なわれているドゥカティ・テスト第2日目、ニッキー・ヘイデンが『Michelin』コーナー(時速70km弱の第2コーナー)で転倒したものの、最高タイム1分40秒090を刻んだ。一方、アンドレア・ドヴィツィオーゾは頸部に強い痛みが続いており、タイム計測ができたのは昨日の1周のみ。

★ヘイデン選手はシャーシ2種、電制システムの最新版、新フロントフォークのテストを行なった。チーム・プラマックも同テストを行ない、アンドレア・イアンノーネが1分40秒989と41秒の壁を破り、ベン・スピース代役のミケーレ・ピッロテストライダーが1分41秒265を出していた。

★同ヘレス・テストは明日最終日を迎え、モトG関連の活動はこれで終了。再開は2013年2月4〜6日のセパンテストより。

01- Nicky Hayden – Ducati Team – Ducati Desmosedici GP12 – 1’40.090 (64ラップ)
02- Andrea Iannone – Pramac Racing Team – Ducati Desmosedici GP12 – 1’40.989 (50ラップ)
03- Michele Pirro – Ducati Test Team – Ducati Desmosedici GP12 – 1’41.265 (66ラップ)
04- Hiroshi Aoyama – Avintia Blusens – BQR FTR – 1’41.975 (57ラップ)
05- Hector Barbera – Avintia Blusens – BQR FTR – 1’42.507 (60ラップ)

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2012年11月29日 Bikeracing.it記事より抜粋)


ドヴィツィオーゾ選手…大丈夫でしょうかねぇ…
ま、まさか…Gangnam Style踊りすぎたとか………



さてさて、それじゃ青山選手たちの方はどうかな…

モトGP『アヴィンティア・ブルーセンス:へレスで新パーツ登場』

bikeracing-barbera-aoyama.jpg ★ヘレス:サーキットでのプライベートテストはドゥカティだけでなくチーム・アヴィンティア・レーシング(CRTエントリー:BQR/FTR機)も参加し、2013年に向け一連の新パーツを試していた。なお、ライダーはモトGPクラスでの経験を有するエクトル・バルベラ、青山博一の両選手。

★アヴィンティア・レーシングでは車体および電制システムの開発(エンジンブレーキ処理の向上が目的。ヴァレンシアGP走行テストでエクトル・バルベラが問題点の1つとして挙げていた)の他、ピットガレージ内の組織構成も見直している。

★青山選手のチーフメカニックにはトム・ヨイックが就任。同選手がチーム・インターウェッテン・ホンダよりモトGPクラスに参戦していた際には常に共に作業をしていた。また、バルベラ選手にはジャコモ・グイドッティ(近年はAlstare Suzuki、BMW Motorrad Motorsportからスーパーバイクに参戦していた)が担当。

★アヴィンティア・レーシングの目標はCRT部門でのタイトル獲得で、FTR MotoとのパートナーシップのもとBQR/FTR機(エンジンはカワサキ ニンジャZX-10R)の開発を進めていく。
なお、今シーズンはインディアナポリス戦でヨニー・エルナンデスが同機を駆りCRT首位を獲得している。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2012年11月29日 Bikeracing.it記事より抜粋)


そう言えばバルベラ選手と言えば…
ヴァレンシア最終戦の1週間前ぐらいに、こんなことを言っていたんですよ。

《ロッシと同じマシンに乗れると思っていた…ただ、最初のテストから、そうはならないだろうと分かってはいたが。マシン改良もパーツもなしに戦うってのは、もっともっと複雑なことなんだ。(2012/11/07 Diario AS記事より抜粋)》


まぁ…あの大変な中、ドゥカティもサテライトマシンのことまで気にかけてられなかったんでしょうねぇ…
来季は青山選手と共に、満足いくCRT機を突き詰めて欲しいもんです。



水曜日に終わったホンダのセパン・テストにブラドル選手がいないなぁ〜と思っていたら…
やっぱり、理由があったんですねぇ…

モトGP『ブラドル:ミール医師の手術でバルセロナへ』

motocuatro-bradl.jpg ★ステファン・ブラドルが、コンパートメント症候群の治療で有名なミール医師の外科手術を受けるため、本日23才の誕生日にバルセロナにあるDexeus大学病院へと赴いた。

★ブラドル選手みずからツイッターに同病院へ到着した写真を掲載。チームのスポーツ・ディレクターであるオスカー・ハロが終始付き添うこととなる。なお、同手術のためブラドル選手は先日のセパン・テスト不参加となった。

★ホンダLCRのチーフエンジニア、Christophe Bourguignonが『GP Inside』で、次のようにコメントしている。
「今シーズン中、ステファンは繰返しコンパートメント症候群に悩まされていた。ヴァレンシア最終戦後の木曜日、前腕の精密検査を行なったところ、オフシーズン中に手術をした方が良いことが分かった。このためセパン・テストに参加できなくなった。」

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:2012年11月29日 Motocuatro.com記事より抜粋)


ブラドル選手本人も、よもや誕生日に…って思ったんでしょうかねぇ。
ツイッターもこんな感じ。

《ここが今日の僕の誕生日を祝う所》


おっ、カピロッシ大先生からお祝いツイートだ!

《ハッピー・バースディ、ステファン》


おぉぉぉ〜病室でちゃんと盛り上がってる!!!

《 @LCRHondaMotoGP と @OSCARHAROTASEND 、これ、本当にありがとう》

《ナースが迎えに来てくれるのを待ってるところ:)》


11月29日生まれと言うことは射手座か…
射手座と言えばケンタウルス…
イタリア語では『ケンタウルス』と言う単語に『ライダー』と言う意味もあるんですよ…
さすが。


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POSTED COMMENT

  1. vale46 より:

    最近雑誌で以前よりの懸案、電子制御等のレギレーションに合意が合ったとの記事を読みました、中々厳しい、年間使用エンジン最大5機、使用燃料20ℓなど
    そちら(EU)の方では報道ありましたか???とても気になっています、なにか情報が在りましたら教えて下さいお願い致します。

  2. 坂本八 より:

    ブラドル、足の親指なげーーー!

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