『ロレンソ:主役になれる日も近い』
★ブルノ決勝戦で2位を獲得したホルヘ・ロレンソのコメント。
「惜しかったですね…マルク(マルケス)の戦闘力がイマイチで、優勝する絶好のチャンスだったのに。こんな事…あと何回あるんでしょうかねぇ。WU後は僕が優勝候補だったんですよ…でも、スタートでダニ(ペドロサ)に塞がれてしまって…お陰でアクセルを閉じなければならなくなって…5〜6位になってしまったんですよ。その後、上手く前の選手をかわしつつ速攻で前に出て行けました。僕の作戦としては序盤で飛び出して行って、引き離しての単独走行だったんですけどね。2周の間、マシンは完璧でした…リアのグリップもけっこうあって…でも3周目以降、ちょっとグリップが落ちてしまって…それで若干リズムを落とさなければならなかったんです。でも、ダニの方ではリズムを上げて来て…それで捕らえられて、抜かれてしまいました。ダニが単独走行をするよう、すっ飛んでいかなかったので、少々リスクを冒してでも付いて行くようにしたんです。ダニにくっついて行けば、終盤ラップのハードブレーキングで何か思い切った事ができるんじゃないかと期待してたんですよ。ラストあと1周あったらねぇ…優勝できたかもしれないんですが。」
【ヤマハ機も安定して成長を続け、ロレンソ選手も3回連続表彰台だが…】
「そうですね…でも、今回はダニが本当に強くて、優勝して当然だったって事は認めなければね。遂にマルクが優勝できなかったんですよ…つまり、モトGPクラスの状況が速攻で変っていく可能性があるって事でしょ。インディアナポリス戦ではマルクは捕らえる事もできない存在だったのに、ペドロサがね…ああだったでしょ。1週間で入れ替わって、状況はがらりと変った。だからね、何が起こるか分からないから、常に準備しておかなければならないんですよ。」
【シーズン序盤よりも楽観的になってきた?】
「シーズン序盤は何一つ上手く行きませんでした。マシンもエンジンもタイヤも、それから僕も…体調面が万全じゃなかったんでね。色々な事をちょっと一編に調整して…今は高い戦闘力を持つべく道を進んでいますね。目標はあらゆるコースに強くなる事…ここ3戦では成長中って感じじゃないですか。今回はね、どこで走っても上手く行くようなアイデアを試してみたんですよ…だから、優勝する日も近いと思ってるんですけどね。」
【どの辺りが改善できそう?】
「レースのある段階で、もっとリスクを冒さなければなりませんで…今日は、それをやらなかった。早々に、うちが主役になる日がやって来ますよ。」
【WUでは断トツで速く、午後のレースも強い走りはしていたが…気温が上がって影響が出た?】
「当然、変りましたよ。ただ、そう言う問題は去年の方がありましたけどね…暑い中でも何回が優勝はしてましたけど。今年はマルクがこうも強くて…うちの戦闘力は足りないでしょ…比較検討しづらいですよね。今回は他の選手のようにハードタイヤを使わなかったんですが、でも、暑い中でも強い走りができるコンディションにありましたね。」
(2014年08月17日Omnicorse.it記事参照)
レース翌日の8月18日にはブルノサーキットで公式テストがあったんですが…
イタリア大手サイト『Gpone』によるとですね…
ペドロサ選手が「遅く始めて、さっさと終わらせたい」って言ったのに対し、ロレンソ選手は「僕はその反対ですね。ある時間を全て有効活用した方が良いです」と答えておりました。
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確かにコンマ4以下ぐらいまで?刻んだもんね、ラストラップ。
ほんとあと1周あったら!と歯噛みしたぁw
でも明らかにグリップダウンが見て取れるマシンでポジションをキープしつつ、
ラストラップであの刻み方ができるホルへって
やっぱりしびれるw
クレバーな悪童(もうこの呼び名は使えないか)ww
そうレースは確かに何が起こるかわからない。
もちろんこのリザルトをきっかけにM1が劇的によくなるとか
マルクが精神的にポッキリいくとか、そういうことはないだろうけど
でも風の行方はいつだって突然かわるものだからね。
ニヤリ
常に全力全開は無理だろし限界突破の破綻破滅は絶対見たくないよね
傍目にはもどかしいレース展開となりがちなロレだけど
“99パーセント走”をベースに決め所で渾身のパス→突き離しての勝利なら
薄氷の先行逃げ切りより応援してる方も疲れなくていいのにね^^
ペドファンは終始緊張しっぱなしでも最後は歓喜爆発しただろうなぁ