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中国バイク・クラッシュ検証:危機回避は頭を使え!!

寒い季節となりましたが、ライダーの皆さん、セーフティーライドを心がけておりますでしょうか。
今回は車載カメラが偶然捕らえたある事故をMotociclismo.itの記者が検証したものです。
さて、危機回避に必要な行動とは。

以下は記者さんの記事より抜粋。

『事故は不運が起こすのか』

以下のビデオは香港で起きた交通事故の様子を捕らえたもの。
(尚、香港は日本と同様に左側通行です。)
トラフィックの状況を考えると自動車の速度は速すぎる様ですが、スクーターのライダーは幾つもの間違いを冒しています。幸い今回は深刻な結果にならずに済んだ様ですが…。




★ 右へ、左へと道路の空いている場所を選び、不確定、予測しづらい走行ラインを走っている。
★ 最終的に右に移動しようと決め移動するが、目視を怠っている。
★ 自動車の音に気付くものの、確認した時には既に遅すぎて衝突が確実な状況。
★ 何とかしようと試み単純に左に寄るが、パニックに陥る様子もうかがえ、唯一してはいけない事をしてしまう…ブレーキング。衝突は避けられず。
★ 最悪の結果にはならなかったとは言え、ライディングに適切な衣類を装着していたならば確実にケガを軽減できたはず。

不注意、たぶん経験不足、特に明晰な判断や抜け目のなさが足りない。
ブレーキは常に問題を解決する手段ではなく、時には強烈なアクセルを必要とする事もあれば、安全な逃げ道を選ぶ事も大切。
ゆっくり走る事は必要だが、それだけでは十分ではない。

(日本語翻訳:MOKU / 伊語記事:2012年12月28日 Motociclismo記事より抜粋)

さて、言うが易しとはこの事か。
トラフィックが解除して空いてる追い越し車線をスピード出したくなる気持ちは分かるけれど、この車のドライバー前方不注意だな。バイクが飛び出してくる事は十分に予見可能だし、車が少し注意するだけでこの事故は防げていたと思います。
…と言いたいところですが、このような運転をするドライバーがいるのも現実だし、後方を確認せず突然車線変更するスクーターの方も問題外。相手が悪かろうが、自らの機転で危険を回避できるのなら、ほんの少しの意識の違いで明暗を分けるのも事実でしょう。確かに「幸運でした」は結果論にすぎませんからね。
でもスクーターの人もちょっと鈍い感じがしますけど、皆さんはここでアクセル全開で回避できるかな?

イタたわGPより2013年もライダーの皆様の安全を願っております。
では、良い年越しを。

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