MotoGP

ロレンソ『独走は厄介…』、マルケス『勉強になりました!!』:2013カタールGP

モトGP『ロレンソ:ロッシ好調を喜びつつライバル再燃』

omnicorse-qatar-lorenzo.jpg


★カタール開幕戦で無敵勝利だったホルヘ・ロレンソが、イタリア1TVのインタビューで次のようにコメントした。
「【一見簡単そうなレースだったが…】いいえ。最初の2周では、“一体どうしてペドロサ選手がまだこんなに接近してるんだ?”ってつぶやいてましたよ…僕は本当に100%全力を出してたはずなのにね。その後、タイヤがたれ始めてきた辺りで、他の選手らより強く走れるようになってきて前に飛び出て行ったんです。でも本当に、端から見る以上に厳しいレースでした。独走するって言うのは集団で走るより厄介なんですよ…集中し続けて、考え事とかしてられませんからね。とにかく、油断したらすぐにミスをするんです。

【ロッシ選手の追い上げについて】凄いリザルトでしたね…僕だけじゃなく、ヤマハ全員にとってもね。ヴァレンティーノの事は本当に嬉しく思ってます。ドゥカティでのあんなに厳しい2年間を経て、こう言うレースは彼には相応しいでしょ。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年04月07日Omnicorse.it記事より抜粋)

ロレンソ選手のこの『独走』に対するコメントについては、上の記事の記者さんも「大変な成熟振り」と書いてますねぇ!
さて、それでは脅威のルーキーことマルケス選手のコメントも読んでみますか!


モトGP『マルケス:たくさん学ばなければならない良いレース』

motoblogit-qatar-marquez.jpg


★モトGPデビューとなったカタール開幕戦で、3位を獲得したマルク・マルケスのコメント。
「スタート前は、けっこうピリピリしてたけど…良いレースでした。今までのキャリアで、あんなに緊張したのは始めてです。でも、モトGPデビュー戦なんだから、当たり前だと思います。集中して気持ちを落ち着かせる時間もあったし…でも、そうなれたのはスタート直前ですけどね。でも、全て良い感じで進んでくれました。スタートも良かったし、序盤で何台か抜けたし、あの辺りでポジティブなレースになりました。

3位になってからペドロサ選手に寄って行って、後ろを追いながら多くの事が学べました。向こうがどこかトラブり出したなって時に、オーバーテイクをかけました。ヴァレンティーノ(ロッシ)に2位の座を奪われないよう戦った時…良い対決でしたよね。彼からもたくさん学べました。あんなに速くて経験豊富な選手と戦うのは、全然簡単じゃないですから。特に終盤は…これまでの彼のキャリアでも常にプラスアルファあるじゃないですか。負かされて3位になったけど満足です…全力を出し尽くしたし、今日はうちの100%のポテンシャルでしたから。

良いレースだったと思うんですが、残念ながらマシンがかなり動いてしまって。シートにまたがって自分がかなり動いてる状態で、グリップ不足を補おうと努めました…コーナーでの立上がりを良くするためにね。部分的には上手くいったんだけど、問題はそのままで。ヴァレンティーノが抜こうとして来た時、プラスアルファの状態になってるって分かって、もう大した事はできないな…と。でも、満足してます。思い出に残るモトGPデビューになったし、これからはテストでも順調だったオースティンに目を向けて行きます。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年04月08日bikeracing.it記事より抜粋)



おぉぉ…クラッチロー選手がレース中に色々と観察していたようで…
デニス・ノエス御大(ジャーナリスト&ケニー・ノエス父)がツイートで紹介しとりますな。

《クラッチロー証言によれば「ロッシの“トリック”はあのアグレッシブな操縦と大胆不敵なブレーキングにあり、“躊躇せずにマシンを突っ込ませる”」ことなんだと》

《クラッチロー観察「マルクは勝負半ばだった。直線の最後いつでもダニを抜けたんだ。多分、迷いがあったんだな。」》


あれで迷いがあったのね……恐ろしい子クリックPrego

人気ブログランキングへ

POSTED COMMENT

  1. vale46 より:

    予断ですが決勝レースでVRのM1サイレンサーからのバックファイヤーがかなり多く見られたのですが、レース中JLのバックショト映像があまりなかった(自分は見つけれなかった)ので比較できないのですがレース終了後のエンジンストップに何か関連がある???やはりJLとは異なるECUミクスチャーのどのセッティングの違いでしょうか少々気になりました。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP