Dakar

ダカール・ラリー:トマ・ブルジャン選手死亡

ダカール・ラリーから、悲しいニュースですがお伝えします。

『トマ・ブルジャン選手死亡』

omnicorse_muore_thomas_bourgin.jpg



★今朝(1月11日)フランス人ライダー、トマ・ブルジャン選手が亡くなった。今回、KTM 450 Rallyレプリカでラリーレイド(ダカール)にデビューし、25歳のブルジャン選手は同レースの最年少選手だった。ブルジャン選手は現地時間の午前8時23分、第7ステージCalama-Talcaのスペシャル・ステージに向かう途中、移動区間でチリの警察車両に衝突した。



★衝突した警察車両が道路を逆走していた為、ブルジャン選手はどうすることも出来なかった。事故が起きたのはRuta 27の140km地点で、アルゼンチンの国境近く。救急隊が救助に向かったがなす術は無かった。



★ブルジャン選手の死亡確認後、即座にチリ側から捜査許可が出され、今回の事故および2日前に起きた別件(スクーデリアRace2Recoveryのサポート車両とタクシーとの事故。2名が死亡し10名が負傷)を含め捜査が開始された。


★ブルジャン選手は1987年12月23日サン・テティエンヌ(フランス、ロワール県)出身で、ラリーレイドデビューは2009年のモロッコラリー。2011年にはアフリカレースでは4位の成績を収め、チュニジアラリーではレース前半に転倒し骨盤に損傷を負ったものの7位につけた。同選手は今回、ナンバー106、KTM 450 Rallyレプリカで総合68位に付けていた。

★ダカールのオーガナイザーはトマ・ブルジャン選手の家族と友人達に哀悼の意を表明。

★レースは中断することなく続行される。

(日本語翻訳:MOKU / 伊語記事:2013年01月11日 Omnicorse記事より抜粋)


トマ・ブルジャン選手のご冥福をお祈りいたします。


COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP