『ロッシ:ビアンキ事故、不運だが責任問題もある』
★10月5日に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPのレース中、ジュール・ビアンキ選手(マルシャF1チーム)が事故で頭部に深刻な外傷を負い、緊急手術を受けた。
★ヴァレンティーノ・ロッシがビアンキ選手の事故について次のようにコメントした。
「ジュール・ビアンキとは僕がドゥカティにいた頃に知り合いました…マドンナ・ディ・カンピーリョで開催されていたイベントの最中でしたね。一緒に『フィアットパンダ・ミニレース』をやったんです。才能に恵まれた、実に感じの良い若者ですよ。実にツイてなかったわけですが…責任問題もありますよね。エスケープゾーンに重機があるなんて無理ですよ。マシンが飛び込んで行くかもしれないゾーンに重機を入れなければならない状態なら、レースを中断すべきでしょ。コースで、もうセーフティーカーが必要な状態ならね。」
★ヴァレンティーノ・ロッシ、『Mediaset.it』サイトのコメント。
「ビアンキの事故は観ました。早く回復できると良いんですが…重体だと言う事は知ってますが。実に嫌な感じですよね…でも、鈴鹿は本当に危険なコースなんです。」
★マルク・マルケスのコメント。
「こう言う事が起きると、常にレースをするのは難しくなるものですよね。あのレースは観てました…それから、事故映像も。こう言う事が起きると、僕らは皆、レース参戦のリスクを考えてしまう。彼のためにも、ご家族のためにも、最良の結果を祈るだけです。」
★ホルヘ・ロレンソのコメント。
「レースの方は良く観てなかったんですが…ただ、2輪で鈴鹿のウェットなら、危険なコースになりかねないでしょうね。」
(ルイ・ロッシ、アレクシ・バスブー、マイク・ディ・メーリョ、ジュール・ダニーロ『頑張れ、ジュール 17番』)
(2014年10月09日Motosprint記事参照)
こちらが、ジュール・ビアンキ選手の事故映像です。
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>責任問題もありますよね。エスケープゾーンに重機があるなんて無理ですよ。マシンが飛び込んで行くかもしれないゾーンに重機を入れなければならない状態なら、レースを中断すべきでしょ。コースで、もうセーフティーカーが必要な状態ならね
F1界のトップ他重鎮、オフィシャルは対応にとがめられるところはないという見解でおおむね一致しているようですが、責任云々以外は個人的にロッシの発言に同意。
重機激突の事故映像はかなりショック。そしてコースにあまりにも近過ぎる・・
マニュアル通り行動しつつ危惧するコースマーシャルもいたんじゃないかと想像されるわけですが、即断即決できるリーダーがいたとしても果たして中止指示を出せていたかどうかは分からないですもんね。
末端の視聴者以上に現場関係者はやるせないことでしょう。
重機がいたことより
エスケープゾーンが少なくて
車が減速されずに突っ込んできたことが問題。
この場合、重機に当たらなくても
その先の構造物に勢いよくぶつかってた。
依然として予断を許さないビアンキの状況。
映像を見た時はサンマリノの悲劇同様に凍りつくような思いでした。
起こってしまった事故の責任云々は非常に難しい問題ですが、ともかく今はビアンキ本人、家族、友人、スタッフにとってより良い状況になってほしいと願うばかりです。
折しも台風19号の接近で日本GPへの影響が心配されるところです。
ファンの一人としては、もちろん興行の成功とすばらしいレース展開を望んでいますが、同時にオフィシャルの適切な判断・対応も切に切にお願いしたいですね。
3連休でもてぎ参戦wするファンの方もいらっしゃると思いますが、くれぐれも気をつけて出かけられますように。
buena suerte!
good luck!
Godspeed You
あそこでは過去にもマーシャルが重傷を負う事故があったし、
ガードナーが転倒して重傷を負ったのも、あのコーナーか、近いコーナーだったのでは。
あそこはエスケープゾーンが無いに等しい。
1周前にコースアウトしたスーティルのマシンを撤去するために重機が出て行った訳だけど
明らかに無謀。
鈴鹿は古いコースで、最近ティルケが作ったコースと比べて安全性は低い。
重機をコースに出す時は必ずセーフティーカーを出すようルールを決めるべき。
午後3時スタートで天気が悪くて日没も迫ってて暗かったから黄旗のみで進めたかったというのは安易すぎ。