MotoGP

ニエト逝去:ロッシ&マルケス、思い出を語る

『さようなら、ニエト:ロッシ、最初の近代的ライダー』

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★8月3日(木)、一般道での事故により頭部外傷を負って入院していたアンヘル・ニエト元選手(70才)がイビサ島の病院で死去した。

★入院以来、容態は安定しており、昨日は人為的な昏睡処置より覚醒させることが検討されていた。

★3日(木)、ブルノGPの木曜会見でヴァレンティーノ・ロッシが次のように語っていた。
(※この時点でニエト元選手の容態は悪化していたが、亡くなってはいませんでした)

「アンヘルとは良い思い出があるんですよ。フォンシ(アンヘル甥)やパブロ(アンヘル次男)とも良い思い出があるんですけどね。
事故の知らせはタヴッリャでパブロと一緒にいる時に聞きました。その後もずっと経過を聞いていて、回復してきているって話だったのに、今日は悪い知らせが届いてしまってねぇ。
なんとか回復して欲しいと願ってます。モータースポーツ界において大きな痛手になってしまいますからね。彼は初期の近代的ライダーの1人で、レースで走っている姿を実際に見たことはないけれど、カリスマ性や魅力には大いに影響を受けました。
後悔するような点は皆無でしょうね。常に全力投球でやってきた人だから。アンヘルには長生きのDNAがありますしね。お母さんが100才になられたばかりなんですよ。もう30年は大丈夫そうですしね。」

【アンヘル氏とのイビサでの思い出があるそうで…】
「以前、イビサでバカンスをしていた時、たまたま、あるパーティーで一緒になったんですよ。朝の5時に僕はもう疲れてしまって帰りたかったんだけど、アンヘルに『なにがなんでも帰るな』って引き止められてしまってね。」

★マルク・マルケス選手もニエト元選手について、次のように語った。

「スペインでは伝説のライダーだし、僕はご家族とも親しくしてるんです。
本当に最初の頃にパドックで知り合ったライダーの1人なんですよ。けっこういつも一緒にいて、特に一緒にTVでサッカーの試合をよく観ました。アンヘルはレアル・マドリードを応援していて、僕はFCバルセロナでしたけどね。」

(2017年08月03日『Gpone』記事参照)

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