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ヤマハ『ロッシのアラゴン復帰は上位争いができる場合のみ』リン・ジャービス

『ジャーヴィス:ロッシのアラゴン復帰?上位争いができる場合に限り』

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★9月9日(土)ミザノGPにて、骨折欠場中のヴァレンティーノ・ロッシの復帰についてリン・ジャーヴィス氏(ヤマハ・マネージング・ディレクター)が次のように語った。

「今のところ、(ロッシ復帰に関する)プラン等はありません。ヴァレンティーノが操縦し、走れると確信したならば、アラゴンGPに参戦するだろうとは言えます。
単純にサーキットを走れるかどうかには意味がありません。上位5位〜6位に入れる状態でなければ参戦しないと思いますよ。」

【それは可能?】
「様子を見ていきましょう。医師から提示されている回復期間はもっと長いものですが、スポーツ選手と言うのは画期的なことをするものだから。」

【2013年アッセンGPでロレンソ選手が鎖骨手術の直後に復帰していたが…】
「ヴァレンティーノの場合は、状況がもう少し異なるでしょうね。当然、アラゴンでの復帰を希望する場合、オートバイでの走行テストをすることになるでしょう。おそらく、ヤマハR1機で。
(アラゴン復帰が)可能かどうかは分かりません。本人の手応えや痛み、リハビリの経過など、多くの要素にかかってきますから。」

【アラゴン復帰が叶わない場合、規則により代役を立てることになるが…】
「代役候補は4名います。日本人テストライダーのナガスガとノザネ、そして、SBK選手のアレックス・ロウズとマイケル・ファン・デル・マークです。
ノザネの場合は、かなりのプレッシャーでしょう…ライオンの群れに放り込まれるようなものですから。ナカスガならば経験も豊富だし、以前、ヴァレンシアでロレンソ代役を務め、素晴らしい結果を収めてますしね。」

【ロッシ選手の事故については…】
「これまで私自身がやってきたことを思えば、エンデューロマシンでの転倒を批判するのは実に難しいことですね(※同氏はエンデューロマシン走行中に負傷したことがある)。
当然のことながら、私はライダーらを真綿に包んでおくことはできないと常々思ってきました。ならば、どうすれば良いのか?
モトGP機には乗れないのだから、代替的なトレーニング方法と言うことになるでしょう…『ランチ(ロッシ私設トレーニング場)』で走るとか、エンデューロマシンとモトクロスマシンも別物ですしね。
慣れた私設トラックで走るのと、先に何があるか分からないエンデューロ…個人的な意見としては、モトGPに向けてのベストトレーニングとは思いませんね。ただ、ヴァレンティーノが様々なトレーニングをしているのだから、そうあるべきなのでしょう。」

【今回、ヴィニャーレス選手が1人でヤマハファクトリー機に乗っているが…】
「弾は1発より2発の方が良いでしょう。ポジティブ面は皆無だと思いますね。唯一の違いと言えば、現在、新フレームが1つずつしかないので、ミザノGPではマーヴェリックが2つ使えると言うことぐらいでしょう。つまり今回、マーヴェリックは少しだけ有利だと言うわけですよ。」

(2017年09月09日『Gpone』記事参照)


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