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ロッシ『いったいどの程度ヤマハに勝つ気があるのだろう』2018オーストリアGP

『ロッシ:いったいどの程度ヤマハに勝つ気があるのだろう』

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★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が8月9日、オーストリアGP木曜会見で笑顔を浮かべ、穏やかな口調ではあったが、マシン開発が進まないヤマハに対し厳しい言葉を投げかけた。

★6日(月)のブルノテストでロッシ選手は決定的な新マテリアルが投入されるものと期待していたが、結局、叶わなかった。

★ロッシ選手のコメント。

「まず第一に、現在の状況が最終戦の前までに改善されることを心の底から望んでます。
画期的なものなんか全く期待してません。ヤマハと言うのは、これまでも少しずつ進化してきたのだから。ただ、いったいどの程度勝つ気があるのか…その結果、いったいどの程度手をかけ、投資する気があるのかを把握する必要はあるでしょうね。
ホンダやドゥカティの方が投資してるように思えるんですよ。テストチームや人材への投資についてって意味なんですけどね。
僕としては最大限に努力して欲しいと思っているし、ヤマハには不足な点など皆無だと思うんです…技術面においても、資金面においても。ただ、最大限の努力が必要なんですよ。」

【フルサワ時代はどうだった?】
「フルサワ(古沢政生、2010年に引退した元ヤマハエンジニア)は、僕にとって技術的な意味における基準です。彼のおかげで本当に成長できました。
しかも、フルサワは常に疑問を抱くタイプの人間であり、キャリアにおいてはアグレッシブで肝が座った行動を取ってきました。」

【現在、そう言う姿勢がないと…】
「ツジ(辻幸一、ヤマハ・モーター・レーシング社長兼MS開発部部長)とも上手く行ってるが、今は責任やリスクを負えるような人材が必要なんですよ。
それが無理なら、今のまま何とかやって行くことになるんでしょうね。」

【オーストリア戦で勝てる見込みは?】
「ここはシーズンを通して最悪トラックの1つですからね。とにかく、このまま諦めずに集中していかないと。結局のところ、レースでは何が起きるか分からないんだから。
去年はかなり苦戦したけど、一昨年は僕もロレンソも速かったから。ただ、表彰台に上がれるほどではなかったけど。」

【今年はどうなりそう?】
「技術的に見て、良い思い出になりそうな時期とは言えませんからね(辣)。上手く持ち堪えられるようにしていかないと。
チームと一緒に良い仕事ができてると思うんですよ。満足してます。ただ、なにかしら助けになるようなものが出来上がるのを待っていなければならない状態でね。
ヤマハM1機は乗りがいのあるマシンなんです。加速を改善できれば、戦闘力は上がると思ってます。」

【天気予報では雨になりそうだが…】
「去年、ウェットはうちにとって悪夢みたいなものだったんですよね。マシンは操縦不能になり、ちょっとスピードを出すと、すぐに転倒してしまって。
今年は上手く走るようになってるだろうし、そう願ってますよ。ただ、これまでウェットで走ってみる機会はあまりなかったから。
とにかく、僕としてはドライ希望です。うちの電制システムは、雨だと限界点がさらに落ちてしまうだろうから。」

【もしフラッグ・トゥ・フラッグになったら?】
「僕の得意分野じゃないんですよねぇ。」

(2018年08月09日『Gpone』記事参照)
(2018年08月09日『Moto.it』記事参照)


ブルノ戦の後も、「古沢がいないことがヤマハの問題だ」と言う声が上がってました。
そして、結局、ブルノテストでロッシ選手が何を試したかと言えば…
詳しくは、こちらでどうぞ。

【2018ブルノGPまとめ ドゥカティ&ホンダ、ヤマハ】[ 2018年8月10日 発行 Vol. 198

●ヴァレンティーノ・ロッシ
・ロッシぼやき節「ライダーは好調だが…」
・ヤマハの問題はフルサワがいないこと
・ブルノテストでは何を試したのか?

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POSTED COMMENT

  1. madmax より:

    やる気があればとっくにやってるのでもう無理でしょ(`・ω・´)

  2. うなぎいぬ より:

    若いライダーの一年とロッシの一年は違うんだからヤマハには飛躍何とかして欲しいな。
    今の好調を来年維持できるかわからないんだし、ロッシには残り時間が少ないんだから。最後に満足いくマシンで走りたいでしょうに。

  3. LOND より:

    もう移籍したら!

  4. LOND より:

    ドカティに!

    • madmax より:

      イタリア人の自国愛は半端ないからありえるんですよねぇ
      ドカがペトルッチを昇格させたのも、ワークスになっても成績がそれほど
      上がらなければすぐに交代させやすいからなのではと勘ぐってしまいます

  5. aoi より:

    バレもヤマハも変革のときを迎えていると思う。
    是非、ドカに移籍を!

  6. kaz より:

    ここはアプリリアでしょ。

    ヤマハはスタッフが悪い意味でサラリーマン化してしまっていると言う事なのか、
    ロッシがテメーの劣化をスタッフのせいにしているのか。どっちかね、若しくは両方か。

  7. Montagnya より:

    前川さんや古沢さんのような真のリーダーはいなくなってしまったか……

  8. gsax3 より:

    古沢さんが定年延長できなかった(しなかった?)のも本社サイドが嫌ったのかと勘ぐりたくなるような話.ロッシが一時ドカ移籍したのも,それへのささやかな反抗だったのか.

    まあ,現実的にはヤマハ本社扱いだと今の日本の変なコンプライアンスに縛られちゃうので致し方ない.
    ヨーロッパヤマハ扱いにして日本スタッフはそこに出向扱いにすれば良くなるかも.
    モンテッサ・ホンダはそのようにしてるのでは(これは想像)?

  9. horizon より:

    ワークス2名の内ロッシだけならともかく、
    若きビニャーレスの状況も芳しくない事からもロッシのパフォーマンスが低下しているという事ではない気がします。
    寧ろここ数戦を見る限り善戦し最大限努めているような痛々しさすら感じる程です。
    若いライダーに付いて行くため未だその姿勢を取り入れようとするのにも只々凄いなと感心する思いです。
    しかしながらそれでも1歩…いえ実際には1歩半届いていないという感じでしょうか…

    それは本人もしきりに指摘してるエレクトロニクスの問題が多分大きいのも間違いない気がします。
    ホンダとヤマハは虎の子の自社ECUを取り上げられマレリでの適応を余儀なくされて暫く経ちますが未だそれが適応していないのかタイヤの消耗がコントロール出来ず加速においても明らかにドカに遅れを取りコーナーで指しても次の直線で帳消しにされるのを見てはため息が出るばかりです。
    ホンダはまだマレリを使えるエンジニアがいるのかもう大分適応して来た感じもあるのですが…
    一時期シャーシが問題になった事もありましたが多分あれもエレクトロニクスからのシャーシだった様な気も…

    07年、ロッシはドカとストーナーに完全にしてやられました。
    しかし翌年ヤマハロッシに勝てるM1とBSタイヤを用意しました。
    ストーナーは相変わらず手強ったですが見事やり返して見せました。
    過去の栄光は取りあえずとしてそれを用意できた当時のヤマハともうずっと前から同じ所を指摘しているのにいつまでも前進していない今のヤマハ…
    いい加減おいおい勝つ気があるのか?という意見はこの記事でなくとも多くの人が感じ出しているのもしれません…

    恐らくロッシが復調して来たときに同じくしてビニャーレスも再び手強くなる事でしょう。
    言い訳でも何でもなく今の二人を見ていると実力を出し切れている様には到底見えない…
    ロッシは誰よりも経験豊富でビニャーレスもメンタルにややムラがありますが若さと速さではマルケスを脅かす力を持っていると思います。
    この二人が実力を出せるマシンを提供してあげるのが本当に今のヤマハの急務!
    ヤマハも二人も頑張って^^

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