MotoGP

ロッシのテレメータ、別れの言葉『担当が決まった時はビビってしまい…』マッテオ・フラミーニ

『フラミーニ:ロッシ担当が決まった時はビビってしまい…』

★マッテオ・フラミーニ氏はモトGPクラスでヴァレンティーノ・ロッシがヤマハに移籍してから現在までの18年間、常に同選手のテレメータを担当してきた。

★今年の8月5日にロッシ選手が引退を表明し、その数日後、フラミーニ氏が自身のInstagramに次のような『別れの言葉』を掲載していた。

《 ( -前半部分省略- )

(来年からロッシ担当になるのだと知らされた時)私はすぐに妻に電話をし…9時間の時差があったことを忘れてたもんだから、真夜中に起こしてしまってねぇ。
あの晩は一睡もできず、ヴァレと組むのは…チャンピオンライダーと組むのはどんな感じなんだろうって考えていたよ。まぁ、白状すると、ちょっとビビってしまってね。
それまでヴァレはずっとライバルメーカーの選手だったわけで…125ccからモトGPに至るまで、ずっと敵だったんだから。
ただ、実はずいぶん前からヴァレに首ったけだったんだけどね…あの走りっぷりや、レースの読み解き方、そして、いまや誰もが模倣している…優勝直後に繰り広げる『お祝いギャグ』には、気持ちを鷲掴みにされてたんだよ。

( -中略- )

考えないわけにはいかないが…互いに新たな人生が始まるんだね。
ヴァレはもうモトGP機には乗らないわけで、こっちはもう『ヴァレンティーノ・ロッシのテレメータ』ではなくなるんだから…。

( -中略- )

色々な感動があったよ…これまでのヴァレのキャリアの様々な局面で、色々なことが起きていたから。
三世代に渡るライダー相手に戦い、ヴァレの尽きることのない才能に多くの選手がひれ伏してきたのだから。

( -中略- )

ヴァレは新のリーダーとなれる器で、一緒に働く者の力を引き出すことができるよね。
君からもらったヘルメットは…私の『手』やら『顔』やらがデザインされたヘルメットは、大切にとっておいてあるから。
あれは自慢のヘルメットだからね!
唯一無二の…二度と現れない存在の一部になれたような感じでねぇ。このグループには、そんな雰囲気が漂っていたから…。
ヴァレの長く、素晴らしいキャリアを共にできたことは、名誉であり、特権だったよ!》


(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)

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POSTED COMMENT

  1. THE 毒ター より:

    マッテオ…いつもモテギでニコニコしながらロッシファンを見ていたのが印象的でした。こういう記事を読んでいると「あぁ、いよいよなんだなぁ…」と、ちょっとジーンときてしまいます。

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