プーチ『ホンダ機に問題があることは認識している、すでに作業を進めている』2021スペインGP

『プーチ：ホンダ機に問題があることは認識している、すでに作業を進めている』

★5月2日（日）、スペインGP決勝戦でホンダ勢は以下のリザルトだった。

4位タカアキ・ナカガミ（ホンダLCR）
9位マルク・マルケス（ホンダファクトリー）
10位ポル・エスパルガロ（ホンダファクトリー）
12位ステファン・ブラドル（ワイルドカード、テストライダー）
※アレックス・マルケスは第1ラップで転倒リタイヤ。

★アルベルト・プーチ氏（ホンダファクトリー、チームマネージャー）が、次のように話した。

「もちろん、ナカガミのレースに関しては、今回のヘレス戦におけるポジティブ面の1つでしたね。ポルティマオでの転倒後、身体の方の問題を乗り越え、精神的に実に強いところを見せてましたよ。タカは決して完璧な状態ではなかったのに、良いレースをこなし、最高峰クラスでの初表彰台をたった0.7秒差で逃したんですからね。
もう1つのポジティブ面は、マルク・マルケスとポル・エスパルガロの両選手が深刻な転倒をしながらも無傷だったと言うことです。マルクは高速で2回転倒したにも関わらず、首位と約10秒差で完走できたんですから。ここが重要な点なんですが、つまり、ポルティマオのレースと比べると3秒も首位に接近したと言うことですよ。」

【現在のホンダ機はどう？】
「ネガティブ面としては、我々ホンダは、マシンにいくつか問題があると認識していると言うことです。ただ、既にそれを識別できている状態ですからね。最善を尽くしているところです。早々に新マテリアルを投入しますよ。今後のレースに向け、選手らに最適なものを提供できるよう懸命に作業している最中ですから。」

【貴方はレースウィークエンドにパドック入りしていなかったが…】
「あいにく、健康上の問題でチームに帯同することができず、自宅でTV観戦していました。家で観るのと、直線コース脇のモニターで観るのとでは大違いだが、それでもレースは観れますからね。
序盤でマルクが他の選手らとリスクのある走りをしていたが、なんとか挽回していましたね。一方、タカは別な位置で攻めの姿勢で走り、今週末は意地のあるところを見せてましたよ。タカのパフォーマンスには、皆、喜んでます。
あいにく、チームメイトのアレックス（マルケス）は第1ラップで他の選手にぶつけられ、転倒してしまってねぇ。
まぁ、今週末、分かったことと言えば、モトGPレースと言うのは現地に入るよりソファに座って観る方がストレスが大きいと言うことですね。」

Puig ammette: "Sappiamo che la Honda dei problemi, stiamo lavorando": "Presto arriveranno nuove parti. Nakagami a Jerez ha mostrato il suo carattere. Sono contento per Marc Marquez, è stato 3 secondi più vicino al vincitore risptto a Portimao" https://t.co/hClliGZQka pic.twitter.com/IsB82pM03d

— gpone.com (@gponedotcom) May 4, 2021

（参照サイト：『Gpone』）

ホンダ機は今でもマルケス専用機なのか？って話は、note『2021ポルトガルGPまとめ』でどうぞ！