ペトルッチ『自分はあまりにも良い人すぎた…』

『ペトルッチ：自分はあまりにも良い人すぎた…』

★11月14日、ヴァレンシアGP決勝戦でダニーロ・ペトルッチ（KTMテック3）が18位（最下位）でゴールし、総合21位でシーズンを終えた。

★ペトルッチ選手は2012年からモトGP参戦してきたが、2022年からはKTM機でダカール参戦する。

★先日、ペトルッチ選手がイタリアスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで、次のように話した。

「最後の辺りは、もうマシンに乗っていても楽しくはなかったですね。気分良くできないことを続けてる場合じゃないだろう…って気持ちになってきて。
いまや気分良くモトGP参戦しようと思ったら、かなり戦闘力の高いマシンに…ちょっとでも軽くて小ぶりなマシンに乗らなければならないのだから。」

【KTMに入って、自分の経験を活かしたマシン開発をしようと思っていたのでは…？】
「開発はすべてファクトリー選手のために行われ…しかも、僕の経験なんかは全然活かされず…
4選手中、唯一、他メーカー機に乗ったことがあると言うのにね。」

【ちなみに、ダリン・ビンダーのモトGP昇格については？】
「ポルティマオ戦の第3コーナーでやった時よりは、落ち着いた操縦をするようになると良いけど…。
（ダリンは）常に渦中の人だから。ただ、本人が一番大きな問題を抱えることになるでしょ…
モトGP機で転倒したら、もう忘れられないだろうから。」

【モトGPでの想い出は？】
「大勢と一緒に働き、どの人とも最高に良好関係でしたね。
自分を守るために声を荒げたことは一度もなく…でも、そのせいで、雑に扱われることも時々ありましたけどね。
僕はあまりにもしょちゅう、良い人すぎたんですよ。
友人らと一緒の時はそれで良いけど、仕事をしている時は決して長所にはならないんですよね。」

DANILO PETRUCCI lascia la MotoGP dopo 10 anni di Gran Premi. Il suo carattere troppo buono non lo ha aiutato a farsi strada nel paddock#Corsedimoto #DaniloPetrucci #KTM #MotoGPhttps://t.co/P9iEu0s51i

— corsedimoto (@corsedimoto) November 25, 2021

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）

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