
『アルデゲル:頭の中で完走は無理だって声がして…』
★2月28〜3月2日、タイGPが行われ、モトGPクラスのフェルミン・アルデゲル(ドゥカティグレジーニ、ルーキー)が予選15位、スプリント13位、決勝13位だった。
★今回は同じルーキーのアイ・オグラが大活躍していたため影に隠れてしまったが、初ポイントも獲得でき、アルデゲル本人は満足している。
★決勝後、アルデゲル選手が『Speed week.com』のインタビューで次のように話した。
【今回の決勝については?】
「厳しくて、難しかったです…後続グループは温度もかなり上がってたんで。
でも、満足ゆく出来でしたよ…完走できたんだから。走り込んで、経験を積むことができました。作業も上手く進められたし、3日間ずっとコンスタントだったし…そこが大切ですからね。」
【初のモトGPレースはどうだった?】
「凄まじいんですよ…他のマシンからの放熱がけっこうあって。あと、エアロダイナミクスの効果も凄いですね。モト2クラスと比べると、かなり違っていて。
一番大変なのは、3日間ずっとリズムを維持してゆかなければならない点で…何周回も走り込むから大変でした。」
【決勝も無事完走できたし…】
「でも、ずっと頭の中で、『この暑さとタイヤのタレ具合では完走は無理だ』って声がしてました…トップ10争いの時は、とにかく大勢に抜かれてしまって…でも、その後、『こんなにキツいんだから、他の選手だって同じようにキツいはずだ』って思ったんです。それで全力を尽くし、3ポイント獲得できました。目標はトップ10入りだったけど、同じように喜んでも良いでしょ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
よく頑張りました。
他のルーキーは地元やここで走り込んだ経験ありですが、このクラス初レースが酷暑&放熱の凄いマシンで完走してポイント獲得は大したものです。欧州へ戻ると今度は自分にアドバンテージが出て来るので、あのナディアさんのチームでAマルがチームメイトですから期待出来ます。
このマシンに小椋選手が乗ってたらって考えちゃいます。でも、アプリリアでやってのけたのが更に凄いよなぁ。
昇格が早すぎた感じもするな、ま、マシンは申し分ないのだから今後に期待かな