モトGP『エスペレータ、経費削減への試み』
ドルナ・スポーツCEOのカルメロ・エスペレータ氏が昨シーズン終盤から乗り出した経費削減策について、カタール開幕戦の際に予定されている会議において決定が下されるだろうと声を大にしている。
「各案について議論を交わしました…例えば、モトGPクラス選手1名にマシン1台とか、メカニックの人員削減、プロトタイプ機の予算に上限を設ける等々。メーカー陣と共に決めることとなります。」
もはや避けがたく思われる経費削減について、エスペレータ社長はなかなか迷いのない様子だ。
「この数日の会合では世界選手権に潜む哲学について話し合ってきました。経済的な側面のもとでショー的な要素を失わず、いかにそれを高めてゆくかと言うことをね。こちらからメーカー陣に提案を幾つか上げ、受け入れられたものもあったが、そうでないものもあった。今後はメーカー陣からの提案をこちらが検討してゆくこととなり、カタールで再度集結した際には世界選手権の向上に向け合意できることでしょう…常に経済的な配慮をしながらね。提案について言えば、例えば、各メーカーが所有できるのはワークス2機、プライベート2機までとするとかね。ただ、他にも色々と提案してますがね。メーカー陣からの提案でいくつか検討しなければならないものがあるが、とりあえずは全て有望な方向へ進んでいるようですよ。」
（日本語翻訳：La Chirico / 伊語記事：Mediaset.it 2012年03月24日）
エスペレータ社長、爽やかな笑顔ですね…
いや、まぁ、とにかく…面白くして！クリックPrego
