ロッシ首位、新シームレスギア搭載『マシンが機敏に止まる』2015セパンテスト2

『ロッシ、セパンテスト初日：接近した』

★2月23日、第2回モトGP公式セパンテスト初日、ヤマハ・ファクトリー選手らは新シームレスギアボックス（※シフトダウンでも機能）を試し、ヴァレンティーノ・ロッシは首位タイムを記録した。

★ロッシ選手のコメント。
「ポジティブな1日でしたね。ずっとかなり速かったし、ずっと上位でしたからね。今日は最高タイムで終えられて…それも満足してます。重要性は全くないけど、それでも、いつだって良いもんだから。ギアボックスについては、僕は気に入りましたね。前のとの違いは、そう大きいわけじゃないけど、でも、全体的にはマシンが操縦しやすくなったから。M1機が以前より機敏に止まるんですよ。これまで問題点だった箇所を改善したわけでね。前回のテストでうちのエンジニア達が、1ラップにつき0.2秒削れるんじゃないかって言っていて…でも、僕的にはもっと削れるように見えるけど、実際のところどうなのかは何とも言えないですね。ただ、他より機敏だってことは確かですよ。今後は、このギアボックスが有効活用できるよう、電制システムのコントロール作業をやっていかないと。」

【ホンダ機とのギャップは埋まった？】
「以前と比べて、今はギャップが半分になったってところかな。ブレーキングの前半部分では進歩させられたけど…ホンダ機は…特にマルケスはね、コーナー進入がもっとスイスイ行くんですよ。うちは最大限に活用すべく、フロントブレーキをどう使うのかを把握しないと。でも、コーナー進入での戦闘力を上げるには他の箇所の作業も必要だと思うんですよ…ギアだけじゃなくね。」

★ロレンソ選手（5位）のコメント。
「良く眠れなかったんですよ…ほんの4時間しか寝られなくて。コース・コンディションは前回とかなり異なっていて、正しい方向性を失ってしまいました。」

【新シームレスギアボックスは？】
「良く機能してます。今日はポジティブは1日ではなかったけど、その点だけは別ですね。」

（2015年02月23日『Moto.it』記事参照）

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