『ロレンソ：これまでで最悪のファーストロー』
★5月16日（土）、ル・マン予選でホルヘ・ロレンソが3位を獲得し、決勝レースでも優勝候補と目されている。ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾはロレンソ選手について、「ヘレスでの操縦ぶりを見てると、不安な気持ちにさせられる」と言っていた。
★ロレンソ選手のコメント。
「これまでのキャリアを通して、最悪の3位でしたね。ファーストローだけど、この結果にはがっかりしてます。マシンに問題があって…僕もボックスを出る時に気づいたんですよ。ダッシュボードのギアの表示が間違ってたんです…その後、走っている間も電制システムがおかしな挙動をしていて…トラクションコントロールもエンジンブレーキのコントロールも変でしたね。ボックスには戻らないことにして走ってたんですが、転倒しそうにもなってね。全部合わせると、良いタイムですけどね。」
【調子は安定してる？】
「ペース的にも満足してるし、常に集中していられるんですよ。ヘレス以降、すべてが上手く行ってます…やっと思ったような操縦ができるんですよ。」
★ロレンソ選手はこのほか、次のようにも話していた。
【ヘレス戦の時のように逃げ切れそう？】
「今のところは…ＰＰスタートじゃないですからね。だから、好スタートを切って、そして第1コーナーで前の2人をちょっと抜かないと。第1ラップでオーバーテイクをかけるチャンスは色々とあるんだけど、最初に抜けなかった場合は辛抱強く待って、タイヤがたれてきた時に他のライダーらがどう出てくるのかを見ないと。」
【明日のタイヤはもう決まってる？】
「きっと全員、フロントにミディアムを選ぶでしょう…もう1本のは柔らかすぎて、使うのは雨用対策か、路面がかなり冷え込んだ時だけでしょうね。」
【明日のライバルは誰？】
「まぁ、マルケスと…それからドゥカティ組もけっこう調子良さそうだし…ドヴィツィオーゾは得意コースですからね。彼がリズムを維持できるかどうか…ですよね。ロッシは…多分…1ラップでは最速ってことはないけど、決勝レースでは常に前にいますから…ウォームアップで良い仕事をするんですよ。彼のことも数に入れておかないと。」
（2015年05月16日『Gpone』記事参照）
（2015年05月16日『AS』記事参照）
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