マルケス『優勝より33ポイント差の方が嬉しい』2017フィリップアイランドGP

『マルケス：優勝より33ポイント差の方が嬉しい』

★10月22日（日）、フィリップアイランドGP決勝戦でマルク・マルケス（ホンダファクトリー）が優勝を獲得した。

★マルケス選手は総合首位を維持し、2位アンドレア・ドヴィツィオーゾ（13位）とは33ポイント差となった。なお、セパン次戦はタイトル獲得の初マッチポイントとなる。

★マルケス選手のコメント。

「レース優勝したことより、ドヴィと33ポイント差になったことの方が嬉しいです。」

【いつも通り、躊躇せずにリスクを犯かし…】
「レース序盤は落ち着くように努めてました。タイヤに熱を入れ、上手くコントロールするようにね。ただ、もう第2ラップからザルコと接触してしまってねぇ。あの時点で、攻めていかなければ順位を落としてしまうって悟りました。あと、ミス1つで大量にポイントを失ってしまうこともね。」

【スタート前から作戦は明確だった…】
「2015年と同じです。序盤はコントロールし、最後で攻める。だからこそ、チームに『ドヴィの順位は知らせないで欲しい』って頼んでおいたんです。情報が多すぎて煩雑になることも、たまにあるから。実際、レース中盤は2回ぐらい後ろを振り返ってドヴィの位置を確認してたんですよ。後方にいることを確認した時、攻めに出るタイミングになってました。」

【そして最後は逃げ切り独走ゴール…】
「先頭グループにドヴィがいなかったんで、なにかと簡単になりました。ラスト5周はただ全力を尽くすのみでしたが、上手く行きましたね。ただ、リスクは負いましたよ。僕のライダースーツにもマシンにもタイヤ跡が付いてますから。みんなアグレッシブだったし、僕もそうだったし。危険な瞬間もあったんで、自分の走行ラインを走るようにしてましたけどね。」

【例えば、ロッシ選手に接触した時とか…】
「僕は第2コーナーが速かったんですよ。何人も抜いて、ロッシの前に出たと思ったら抜き返されてしまって。転倒してしまうかと思いました。とにかく、レースって言うのはこう言うものだと思うし、今日の戦いは普通でしょ。限界点を下げたらF1みたいになってしまう。最近のF1は何をやってもペナルティになってしまうから。」

【今後、作戦を変えていくこともある？】
「ここまで来たら、焦らず落ち着いて行かないと。今年は24回転倒してるってのも気に入らないし。同じような内容の走りをしなければならないが、ミスは抑えていかないとね。ちょっと2016年の時みたいな感じです。自分自身を上手くコントロールしていかないと。セパンでタイトルを決められたら良いと思うし、それが無理なら、ヴァレンシアでしょ。」

（2017年10月22日『Gpone』記事参照）

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[threecol_one]相変わらず恐ろしぃぃね！[/threecol_one][threecol_two_last]

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