MotoGP

新Flag to Flagマシン交換法、セーフティコミッション承認:2017シルバーストンGP

『Flag to Flag、新マシン交換方法:セーフティコミッション承認』

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★8月25日(金)シルヴァーストン戦FP2セッション終盤、モトGP選手らが試していたフラッグ・トゥ・フラッグの新マシン交換方法がセーフティコミッションに承認された。

★これまでピットで2台のマシンを平行に並べて乗り変えていたが、今後はV字型に並べて乗り換えることとなる。
進入してきた選手はピットボックス側にマシンを向けて停車し、既にピットレーン側に向けて待機させているマシンに乗り換えるのだ(上記画像)。

★また、メカニックが標識を持ち、周囲の混雑状況を見極めながら選手に発進の合図を送ることとなる(下記画像)。

★昨日、同案に対し懐疑的だった選手らも実際に試してみた結果、一部意見を変えていた。ただし、同案によりすべての問題が解決したわけではない。

★モトGP選手らのコメント。

・ヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「この案も賛否両論ってとこでしょうね。僕はやってみても良いと思いますけどね。ただ、事故のリスクは排除できないけど。って言うか、そう言う意味では、以前のやり方と違いはないと思いますけどね。」

・アンドレア・ドヴィツィオーゾのコメント。
「100パーセント安全な方法なんてないでしょう。今回のは、これまでのと似てますよね。今日、1回試してみたけれど、なにが厄介なのかはレースになって、一斉にボックスに入って行ってみないと分からないから。もっと状況を上手く仕切っていけるような解決案を考えるべきでしょうね。」

・マーヴェリック・ヴィニャーレスのコメント。
「なにか新しくなった時は、とにかく、まず慣れないことにはね。ただ、僕は好きですよ。スペースが広くなって…つまり、安全になったってことでしょ。」

・アンドレア・イアンノーネのコメント(※ブルノ戦のマシン交換でアレイシ・エスパルガロを避けて転倒した)。
「実は、今日もリンスと接触しそうになったんですよ。ただ、(リンスが)僕に気づいたんで、無事に済みました。同案は僕も提案してたんですよ。これまでのより良いように思いますけどね。」

・スコット・レディングのコメント。
「FPで1回試しただけじゃ、なんとも言えませんね。なんの勝負もかかってないわけだから。レースではゴタゴタする可能性もあるでしょ。ミスは許されないんだから。」

・ブラッドリー・スミスのコメント。
「悪い案ではないでしょう。特に、メカニックが発進指示を出してくれるって言うのが良いですよ。今のところ、この案が一番安全なんじゃないのかなぁ。」

・ホルヘ・ロレンソのコメント
「フラッグ・トゥ・フラッグ自体を廃止にするのが一番良いんですよ。ただ、無理だとは思いますけどね。だかた、安全面を向上させるための変更は大歓迎ですよ。」

・ダニーロ・ペトルッチ
「絶対にこっちの方が安全ですよ。スペースがあるから、選手の出入りも良く見えるし。この方が良いですね。」

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(2017年08月25日『Gpone』記事参照)
(2017年08月25日『Motorsport.com』記事参照)


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今回は、ロッシ選手がなぜジベルナウ元選手へのオーバーテイクを忘れちゃったのかとか、スズキ機が大変な状態になってるとか。

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メカニックさんが持ってる標識のこと、イタリア衛星放送『SKY』では『LECCA-LECCA(ペロペロキャンディ)』って呼んでました。
[threecol_one]安全でいいね![/threecol_one][threecol_two_last]

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