MotoGP

モト2:ヨハン・ザルコのセラミックマフラーとは?

『モト2技術検証:セラミックマフラー』

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★ムジェッロ戦モト2クラスで表彰台に上がったヨハン・ザルコが、後日、同サーキットで行われたテストで、イタリア『Arrow』社が供給するセラミック製マフラーシステムを搭載したマシンを試し、その結果に満足している。

★ファブリツィオ・マンチュッカ(Team Came Iodaracingのテレメトリスト)が、同マフラーシステムについて次のように説明している。
「通常の集合管だが、間接的浸液セラミック処理をしています。実際は、エグゾーストパイプを液体セラミックに浸け、引き上げた時に残るセラミックの薄い膜が表面にコーティングされる事となる。

目的は単純で、セラミックにより排気管近くのコンポーネントが熱による影響を受けない様にするためです。
レースマシンは市販のバイクに比べてスペースが狭く造られいて、うちの場合は特にラジエターやオイルパン位置から非常に近く、排気管の熱が伝わり冷却水やオイルに非常に深刻な問題となり、マシンのパフォーマンスを下げるのです。」

【同じ様な物を過去に見たが】そうですね。熱問題を解決するのに、集合管に耐熱素材を使っていた事はありました。でも、先程述べた様に、スペースの問題から厚さのある物はだめです。
なんと言ってもこのソリューション…浸液セラミック処理は、巻き付けるようなタイプの物に比べ重量は非常に軽量です。その点については考慮しなくては。」

【このソリューションはレースマシンだけでなく市販のバイクに対しても有効か?】同様な対処法を知ってます。既に市販バイク用のものがあります。我々の場合は液に浸してますが、スプレー方式で排気管をブロンズ効果で保護する物です。効果としては、うちが採用している物に比べるとパフォーマンスが落ちますが、スポーツバイクでは無い普通のバイクにでも過大な熱からマシンを守る助けになります。」

(Source:2013年06月07日 Infomotogp 記事より抜粋)

こちらの記事ではテストでと書かれてますが、レースの時も白いマフラー使ってた様な気がしますが……カン違いかな?
ともあれ、今回のイタリア、ムジェッロ戦であっぱれ3位のザルコ選手。最近は表彰台が無くて寂しかったぞ〜。
ちなみに2011年懐かしの名(迷)場面はこちら。



白いマフラーと言えば仮面ライダーV3……?クリックPrego

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