MotoGP

ロッシ:2013年用スイングアームを使ったと言うのは本当?:2014アルゼンチンGP


『ロッシ:見た感じよりは、かなり良い』

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★アルゼンチンGP予選、ヴァレンティーノ・ロッシは6位で終えた。なお、オースティン戦も予選6位だった。

★今回はチームメイトのホルヘ・ロレンソは2位で、ロッシ選手とは0.524秒差。

★ロッシ選手のコメント。

「マルク(マルケス)との常にギャップがありすぎだし(1秒266)…僕としては残念ながら、ホルヘ(ロレンソ)の方が良い操縦をしてましたね。予選で僕には『凄いラップ』が足りないってところでしょうかねぇ。ただ、予選=僕の新のポテンシャルと言うわけじゃないから。」

【原因は?】
「金曜日に比べたら実に実に上手く行ったし、セカンドローからスタートと言うのはそれほど悪くはないですから…僕のペースも上々で、すべてホルヘと似たり寄ったりだから。2〜3ヶ所、改善しなければならないポイントがあって…特にT3とT4ですね。そこが少しアンダーステアで苦戦する箇所だが、現在のM1機はまったくもって操縦しやすくなりましたよ…巧みな感じですね。」

【何が変わった?】
「確実にコースが良くなりましたね…それに今はマシンのバランスも正確になってきました。」

【ところで、2013年用スイングアームを使ったと言うのは本当?】
「いいえ。マシンにもっとソフトなものを使ってみただけです…固すぎたんでね。今は上手くいってるようだが、できるだけ早くホンダに追いつかなければね。」

【ホンダRC213V機の方がM1機より戦闘力が高いと常に思ってる?】
「ええ、ホンダ機の方がもう少し走るし…ただ、金曜日に比べたら明らかにギャップは埋められたけど。マルクの違いを出していると言うのも本当でしょ…唯一、ギリギリまで攻めて行けるのだから。」

【チームメイト同士の表彰台争いになるかも?】
「あっても不思議はないでしょ…面白いんじゃないんですか。ホルヘは予選で凄いラップを出してたし、やる気満々でしょう。それに、スタートはいつも上手いしね。僕はすぐにプッシュしていくつもりです…すぐにエスパルガロとドヴィツィオーゾを抜いてしまいたいんですよ。そうしなければ、上位の3人はさっさとすっ飛んで行ってしまうから。」

【タイヤはどんな具合?】
「けっこう複雑です。スタートの10分前まで待って、気温を検討する必要があるね。リアタイヤについては、ソフトよりはハードかなぁと思うけど(編集部注:2本あるうちのよりハードな方を指している)、フロントの方はエクストラハードかもねぇ…ただし、マシンは操縦しづらくなるけど。アスファルトの状態に、かなりかかってくるでしょうね。」
(Source:2014年04月26日 Moto.it記事より抜粋)


いつもポジティブ思考のロッシ選手は予選直後インタビューでも、あまり悲観的な様子は見せないんですよ。
(あぁぁ…ドゥカティ時代は2回ぐらいあったかなぁ…)
今回もコメント自体はポジティブだったんですけど、初っぱなに「喜んでますよ。悪くはないですよ。」と言いながら、ずっと眉間に縦じわが寄っていたのが気になりましたねぇ…






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POSTED COMMENT

  1. amber より:

    3つめの質問で、ソフト(剛性の低い)なスイングアームを使ったとのことですが、ロッシだけなのかな?

  2. たぁさん より:

    amberさん
    もしかしたらロレンソも同様かもしれませんね。

    ちょっと前の記事に、ロレンソとヤマハ辻氏が口論があった、とありましたが、このことが原因だったりしないかなぁ…?たぁさんの妄想ですが。

    タイヤの磨耗が激しいのは、車体の剛性が高すぎるから、ってこともありますからね。

    • amber より:

      辻さんとの口論の内容は確かに気になりますね。
      ロレンソは機嫌が悪いかったそうですが。
      ちなみに、ドカティ時代のロッシの発言で秀逸なのは、「希望は使い果たした」ですね。

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