MotoGP

ドヴィツィオーゾ『ストーナーの亡霊に怯えはしない』

『ドヴィツィオーゾ:ストーナーの亡霊に怯えはしない』

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★ドゥカティのアンドレア・ドヴィついオーゾが、セパン/フィリップアイランドテストを終え、次のように語った。

「今の時点ではマテリアルの下ごしらえ作業に従事してました。マシンは100%新しいわけではなく…2015年版の進化形なんですよ。新しい細かな技術がかなり盛り込まれたね。新ソフトウェアはまだまだ改良していかねばならないし、ミシュランタイヤからはまだ最高の信頼感は得られてないし…その結果としては、車台を合わせていかなければならないんです。マシンの挙動に関しては、去年の慣れたものとは完全に違ってます。カタールでは究極のパフォーマンスを追求していくつもりです…セッティングにも手を入れてね。うちより上位にいる選手らは、もうその辺はやってますから。うちはセパンではそれほど走り込めなかったんでね。コーナー立ち上がりのトラクションは最高なんですが、進入の方がね…まだ思ったような状態にはほど遠くて。新しいタイヤでは本当にかなり走りこむ必要があるじゃないですか。一ライダーとして、操縦がどれぐらい変わってるのか…なんとも言えませんね。パッと乗ってみて『さあ、別の操縦にしてみなくっちゃ』って言えるもんでもないでしょ。自分を合わせていかなければ…そうして初めて、マシンへの作業ができるんであってね。」

【今シーズンの目標は?】
「僕の目標はドゥカティに入ってからずっと変わってません…勝つことです!去年は良いスタートを切ったんだけど、その後、シーズン中盤で問題に見舞われてしまって。でも、終盤では立ち直れましたけどね。だから(今年は)上位5位以内にコンスタントに入って、表彰台争いをしていきたいですね…もしかしたら優勝なんかも…毎レースでね。」

【ミシュランタイヤとドルナによって導入された新ソフトウェアによって、全体的なレベルは平均化されたと思う?】
「当初は全選手が苦労してたんですが…優勝争いはいつものメンバーになると思いますよ。ファクトリーのヤマハ組とホンダ組、ドゥカティ組に…多分、スズキもでしょうね。シーズンを通してのチーム内の技術スタッフらによる作業が、違いを出していくんじゃないんですか。もちろん、これらの変更は重要なものだけど、うちのチームはベテラン揃いなんで…ジジ(ダッリーニャ)と一緒に、技術的な知識のほかに安全面もしっかり考えてくれてるんで。」

【傍目には、セパン/フィリップアイランドテストが上手くいったようには見えないが…】
「僕は自分のことを現実的な人間だと思ってるんですよ。楽観的には見てますよ…フィリップアイランドでの手応えはポジティブなものだったんで。数字的には、うちは数に入ってないだろうけど…でも、リアルなものではないから。それに、ここまで状況が色々と変わってたら、予想すること自体が間違いであってね。テストは内容をきちんと判断しないと。色々と数字があって…レースペースもあるし、それに各ライダーも作業の仕方がそれぞれですからね…そう言うのを、きちんと判断しないと。今年のシーズン出だしに関しては、周囲が思ってるよりずっと落ち着いた心持ちですよ。」

【しかし、チーム内にはストーナー元選手の亡霊が見え隠れしているが…セパンでも最速だったし…】
「ドゥカティ内では状況ははっきりしてるんですよ。ケーシーは好きな時にやって来て、好きなことをしてるわけじゃない。変化はあるだろうけど、手に余ると言うわけではありません。なんでも起こりえるってわけじゃないんだから。噂されてるような、不穏な状況ではありません。」

【しかし、ライダー市場にストーナー元選手の存在が影響してきているのも事実で…】
「この業界は、そう言う風に機能してるんですよ。ケーシーの存在だけじゃない…ロレンソもそうでしょ。でも、他の選手のことを心配していたって、何にもならないわけで。強い走りができれば、僕だってライダー市場をし切れるんだろうし。だから、そうならければ。」

【ストーナー元選手が、貴方のプラスにならないようなマシン開発の指示を出してくる危険もあるのでは?】
「あの、皆さん…ケーシーがどんな風に作業するかとか、どう言う傾向があるかなんてことは、僕は本当に良く分かってるんですよ。ホンダでも組んだことがあるんですから。現在の状況って言うのは、既によく分かってるものだし…なんでもかんでも、そう偏執的に考えたりはしてません。僕には僕の考えがあって…それに基づいて動きますよ。」

【フィリップアイランドテストでもストーナー元選手がボックス入りしていたが…役に立った?】
「コース脇に出て、ラインを見たり、ドゥカティ陣や他の選手らのアグレッシブなとこを見たりして、僕らにいくつか手がかりになるようなことを言ってくれましたよ。だからと言って、別に『あれをしろ、これをしろ』って指示を出してたわけじゃない。(ストーナーは)来て、言うべきことが分かってますから。それは見ていて分かります。その後、それを判断するのは僕らであってね。」

(2016年02月23日『Gpone』記事参照)


ブリヂストン時代はハードブレーキングでブイブイ言わせてたドヴィ選手なんですが…
ミシュランタイヤへの反応もなかなかいいんですよね。
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メルマガ44号 2016年02月26日 発行】
【2016フィリップアイランドテストまとめ その2 スズキ&ドゥカティ】

●ドヴィツィオーゾ:タイムはともかく、ちょっとホッとしてる

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POSTED COMMENT

  1. しいちゃん より:

    バルベラですね(苦笑)。いつぞやの蹴り入れ事件。
    あまり感情的にならないドヴィちゃんが、あんなことを、と
    見ていて思いましたもん。
    過去に色々あったようですが(苦笑)。

    でも、いつものドヴィちゃんらしいコメントで。
    なんにしても、開幕戦の活躍に期待!
    がんばれ、ドヴィちゃん。

  2. motobeatle より:

    今年の共通ソフトをドカは以前から使い慣れている筈ですよね?
    でも、このインタビューでは、そのアドバンテージは微塵も感じられないしテストでの走りも同様。

    カタールのテストでケーシは走るんでしたっけ?
    それ如何に関係なく、ここで正規ライダーの走りが良くなければ今年も先行きは険しいくなるような気がします。
    そうこうしている時にケーシーがヒョイと油揚げをさらって行ってしまうような展開になるのでは?

    一方で新車発表会の姿を見ると、もともとスリムなドヴィの身体が更にスリムになっているように見えます。
    >他の選手のことを心配していたって、何にもならない
    >強い走りができれば、僕だってライダー市場をし切れるんだろうし。だから、そうならければ

    正にその通り!
    ドヴィツィオーゾ奮起セヨ!
    それしかない!

  3. BREIL より:

    カタール開幕までにはきちんと合わせてくると信じてる!
    頑張れドヴィさん!!

  4. りゅ より:

    2013怒りのアッセン・・・スッキリとした優等生でハイスクールの生徒会長っぽい雰囲気のドヴィが蹴った~~?とびっくりしましたな・・・あの時は。
    結局二人共ペナ食らったけど、バルベラは印象悪かったですね・・・
    バルベラは250ccのフォルツナ時代のようにキラリと光ったり、波乱万丈に見舞われたり今一つ評価のしにくい選手ですが、今年はなぜか触覚にふれるというかw気になったりします。

    ドヴィのコメント聞いてると、ほんと周りがアレコレ妄想しすぎだよ!と思えますねw
    でもそれに振り回されない自意識を持ってるでしょうから、このままがんばってほしいもんです。

  5. kai より:

    ストーナーガー、ストーナーガーって、ドヴィもかわいそう。
    周りの声にに惑わされずに、自分のマシンをセットアップして欲しいです。

  6. TKM より:

    読んでる側からしても
    「アンタも大概しつけぇなー」って言いたくなるインタビューですね・・・

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