『クラッチロー:2023年版ヤマハ機は速くなったせいで別の問題が…』
★カル・クラッチロー(37才)は2011年にヤマハテック3からモトGP昇格し、2013年には総合5位を獲得した。
2014年にドゥカティファクトリーに移籍したがマシンで苦戦し、2015年にホンダLCRに移り、2016年には表彰台を4回獲得した(優勝2回、2位2回)。
2020年末に引退し、2021年よりヤマハのモトGPテストライダーを務めている。
★クラッチローテストライダーが1月13日付けの『Crash.net』のインタビュー記事で、次のように話した。
【2023年版マシンの開発具合については?】
「ヤマハが試作マテリアルを大量に用意してくるんすよ。2021年にここのテストライダーを始めた頃と比べると、大違いでね。
テストの時は毎回、スタッフが27名投入されるし…物凄い努力と言うか…素晴らしいでしょ。
この仕事は気に入ってるし、テストチームもどんどん良くなっていってますよ。ヤマハは以前よりギラギラしたアプローチをするようになっていて、まさにそう言うのが必要だったわけだしね。」
【去年、もしファビオ・クアルタラローが2023年版エンジンを使っていたら、フランチェスコ・バニャイアと互角に戦えていたと思う?】
「なんとも言えないでしょ。当然のことながら、2023年版エンジンだとトップスピードは上がるけど、そのせいで別の問題が出てきてしまってるんでね。
スピードが増せば、直線コース終盤での戦闘力は上がるわけで…もうファビオは容易に抜かれはしないでしょ。むしろ、抜き返せるぐらいだろうね。
戦うための何かを必要としてるわけで…多分、2023年用に作ったものを思うと、戦っていけると思うけど。
ただ、もう少しマシンを落ち着かせてやらないと…。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Corsedimoto.com』)
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(Photo:Instagram)
ヤマハ機がヴァレンシアテストで不調だったのは、あそこは新エンジンテストに向いていないからって話は、note『2023 ヴァレンシアテストまとめ』でどうぞ!
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結局、バレンシアでの不具合(?)は原因究明に至ったんですかね?