
『ウッチョ:ドゥカティ時代のロッシって、契約破棄しようとは思わなかったの?』
★ウッチョことアレッシオ・サルッチは『ロッシ心の友』として、長年、サーキットの内外でヴァレンティーノ・ロッシを支えてきた。
現在はVR46チームのチームプリンシパルとして、チーム運営を担っている。
★6月16日、ウッチョ氏が自身のオフィスにて、伊サイト『Mowmag.com』のインタビューに答えた。
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【ところで、マルク・マルケスについてどう思う?】
「どう思うとは?…最強なんじゃないんですか。今のところ、まさに最強でしょ。どう言うことをやってるのか、しっかり観察する必要がありますよ…彼から学び、追いついていかないとね。」
【それからアプリリアとホルヘ・マルティンの件について…いずれモトGPもF1でブリアトーレがやってたみたいに、何事もなかったかのように選手を替えまくるようになると思う?】
「そうはなって欲しくないですけどね…ブリアトーレは3レースおきに、契約書を作りまくってたでしょ。あの手のことには、もっと慎重になるべきであって…本当に駄目だから。
とにかく、僕はああ言うのはごめんですね…ショックなことだし、たとえマネージャーがオプションを巧みに加えたとしても、契約は遵守されるべきでしょ。マルティンに限らず、一般的にそう言うもんだと思いますよ。
契約書に書かれていることは遵守されるべきだし、そうじゃなければ無法地帯になってしまうでしょ。」
【ドゥカティ時代のロッシ元選手は、途中で契約解除しようとは思わなかったの?】
「あのね…いつものように腹を割って話すけど、(ロッシが)2012年に3〜4レース走ってみて、契約破棄をしようなんてことは…僕には一言も言わなかったですね。まぁ、レースに出たくないって気持ちはあっただろうけどね。
でも、そんなのほんの一瞬の話であって、すぐに腕まくりして頑張ってましたよ…既に何回もタイトルを取ってるってのに、なんとか前に出ようと…せめて、ドゥカティ勢トップになろうって頑張ってね。
サーキット入りしたら、いつも110%の力を出し切って…それが然るべき姿ってもんでしょ。親にだって、昔からそう教えられてきたじゃないですか…決まり事は守れってね。
2年契約なら、あとは黙ってアクセルを開くだけで…まぁ、早く終わってくれるよう祈りはするけどね。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
後は黙ってアクセル開くだけ…ほんと契約とは?と言いたくなる今の風潮に対してこの言葉を全員に聞かせたい
マルカスに言ってやれよ
ミサイルと揶揄されたけど、ヴァレが乗っていたドゥカティは格好良かった。ウィングをつける前の最終バージョンではないかと思うけど、格好いい! まあこの頃は全メーカー、今より格好良かったんだど。。今は昔ですね。