MotoGP

マリーニ:モトGPシート喪失の危機、SBK移籍か!?

『マリーニ:モトGPシート喪失の危機、SBK移籍か!?』

★5月28日、鈴鹿サーキットでの8耐レース用プライベートテスト中に、ルーカ・マリーニ(27才、ホンダファクトリー、ロッシ異父弟)が転倒により重傷を負い、現在はイタリアで療養している。6月20日からのイタリアGPも欠場する。

★マリーニ選手の現契約は今年末に終了するが、継続の可能性は低い模様。
2024年にホンダに加入して以来、成績は低迷しており、これまでの最高リザルトは2025年カタール決勝8位である。
総合順位は2024年が22位(-494ポイント)、2025年現在は13位(-195ポイント)である。

★ホンダ選手らの契約状況は、ジョアン・ミール(ファクトリー)が2026年末までである。
ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)は2025年末までだが、現在、総合6位(-136ポイント)に就いており、ファクトリー昇格の可能性も取り沙汰されている。
また、ホルヘ・マルティン(アプリリアファクトリー)が2026年からホンダ機で参戦することを画策しており、ホンダ側は沈黙を守っている。

★マリーニ選手が2026年に向け、モトGPシートを獲得するのは難しいだろう。
異父兄ロッシ元選手が率いるドゥカティVR46チームは、フランコ・モルビデッリの契約が今年末に終了するが、現在好調で総合4位(-118ポイント)に就いている。
アプリリアファクトリーはホルヘ・マルティンが離脱した場合、シートが1つ空くが、現在、アプリリア側は各種コメントを控えている。
SBKの方はドゥカティファクトリーのシートが1つ空くため、活躍できる可能性があるかもしれない。

★最近、ミール選手がマリーニ選手の去就について次のように話した。

【来年、チームメイトが変わる可能性があるようで…】
「正直な話、僕は誰でもいいです。今、僕に言えるのは、ルーカとの共同作業がどんなものだったか…(ホンダでのマリーニの)仕事ぶりについてだけで…彼の仕事はパーフェクトだったと思いますよ。その時使えるマシンで、速い走りを見せてたでしょ。
けっこう難しい時期を2人で乗り越えてきました…現在とは異なり、ホンダ機がとうてい魅力的とは言えない時期でしたからね。今、僕に言えるのはそれだけです。」

(参照サイト:『Corse di moto』)

POSTED COMMENT

  1. ◯ちゃん より:

    マルティン獲得しても厄介事増えそう。

  2. ◯チャン より:

    このタイミングで強い選手を獲得したいのは理解できる。

    ミルの言う通り、クソみたいなマシンで開発したきた訳で、そのデータを元に出口が見えてきたところで放出といった蹴落とすような行為はリスペクトが無さ過ぎるし、某メーカーのような無責任さを感じる。

    一時のチームかもしれないけれど、それは今後のチームイメージになるかな。
    プロの仕事かもしれないけれど、プロだからこそ中途半端なやり方はしてほしくないかな。

  3. めめ より:

    SBKのトプラックを見てたらより上位を走るため勝つためにはライダーってすごい大事なんだなって思う
    これはホンダだってマルクマルケスで身をもって知ってる事なんですよね。
    もちろんドカのように誰が乗ってもそれなりに速いバイクであればいいんだけど今のホンダはそこまでではないよね。それに速く走れる人が乗らないと速く走れるバイクなのかどうかもわからない
    だからマリーニが抜けるのは仕方ない事だと思う。またミルもこのままなら来年までだと思う

  4. 23 より:

    マリーニのSBK見てみたいな。

  5. 851 より:

    限られた情報にしか触れてきていませんが、マリーニにはやっと上り調子になってきたホンダに、せめてあと1年乗せてあげたいですけどねえ。

  6. カル より:

    ホンダは優勝こそしたものの、まだまだ勝てるようなマシンじゃないし、今ここで(思うような結果が出ずアプリリアを逃げ出すような)マルティン獲得して開発の方向性やら迷走しないといいけど…。
    850ccも控えてるんだし今はマリーニを放出するべきではないと思うなぁ。
    逆も然りで850ccに切り替わるから今のうちにマルティンを確保しとくという考えもあるだろうし…うーん。

  7. biker7010@ヤマハファン より:

    何乗っても速いだけで良いわけでもなく。かと言って、開発できても遅くても良い訳がない。
    企業イメージと開発のバランス。難しい舵取りかと思います。

  8. マックス より:

    後任はザルコさんでお願いします!

  9. リターンスペクテイター より:

    真っ先に世界に挑戦した心意気が好きで、
    オーバルピストンや1軸V4やV5などのロマン溢れる技術屋魂が好きで、
    ロスマンズカラーが好きで、ファンのつもりだったけど、これは駄目だ。

    今も続く苦境下に忠誠を誓ってくれた仲間を切って
    ろくに走ってもいないコウモリと取り換えるなど、
    結果が全ての厳しい世界だとしても、やっていいことと悪いことがある。
    名門 HONDA の名が廃る。

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