MotoGP

D.ペドロサ『いつか引退の日、僕はこう言う…』独占インタビュー前編

モトGP『ペドロサ:引退の日…タイトル獲得に関わらず…僕はストーナーやロッシ、ロレンソ相手に走ってきたと言うだろう…』

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我々はダニ・ペドロサについて言う時、ライダーとしてのその資質を疑ったことは一度もない。しかし、マスコミとの関係を言うならば、常に張りつめたものであり、また、間違ってもいたのだ。
そんなペドロサ選手も変わってきた。いつ頃からか、そう言った方面に対してもオープンな姿勢を取るようになり、どんな話題についても話し、質問が不快だったり気に喰わなかった場合は、自分の胸に納め…そのおかげでプレスカンファレンスは興味深いものとなった。意見を持ち、それを人に伝えられる…頭の中がすっきり整理整頓されたライダーと言う姿を見せてくれるようになったのだ。
此処アッセンでの午後、ペドロサ選手がスペイン報道陣のために素晴らしい会見を開いてくれた。リラックスした中、話題を限定するでもなく、意味深い回答を返してくれたのだ。なかでも興味深いものの数々をここに紹介しよう。特に、将来について、ホンダとの契約更改について等々。

ホンダとの契約更改は、どのぐらいの地点まで来ているのですか?
「コンタクトを取り始めたと言うところで、現在は、話が前に進んで行ってくれることを願ってます。もちろん、交渉している時と言うのは最後の瞬間まで動きがあるわけで、今のところは交渉し始めていると言うところです。」

バルセロナではロッシ選手が“ここ何年間か随分と稼いできたから、来シーズンに向けて金銭面はあまり重要視しない”と言ってましたが、ペドロサ選手も同じ意見ですか?
「当然のことながら、地に足をきちんとつけなければ…と言う時ですが、まぁ、どうでしょうねぇ…皆が皆、同じような状況ではないし、同じ物差しでは計れないんじゃないですか。」

自分自身にもチームにも自信があると仰ってますが、勝ち星を挙げ、優位な立場で交渉を進めていくことには関心がありますか?
「自分に自信はあるし、ここに至るまでレースを射止めていないのは確かだけど、安定したリザルトを獲得してきてます。マシンに乗っていても調子が良いし…そうじゃなかったり、ストラテジーを間違えたレースはあったけど…しつこいようだけど今年はマシンに乗っていて調子が良いんです。にもかかわらず、まだ一勝もあげてませんが、タイトル争いはまだ終わったわけじゃない…誰かがチャンピオンになるまで続くのだし、それまでもうしばらくあるでしょ。」

来年に向け、Bプランもお持ちですか?
「まぁ、物事と言うのは見方によるわけだし、変化があっても面白いかもしれませんよ。AプランもBプランもない…その都度順応し、その場にいれるよう頑張るわけで。」

ホンダでの契約更改で最も厳しかったのはいつですか?現在か、それとも過去にありました?
「さぁ、どうでしょう…なんて言えばいいものか…毎回違いますから。」

交渉は現段階ではどんな感じなのですか…YES寄りか、NO寄りか、パーセンテージで言ってもらえませんか?
「今、言えるようなパーセンテージはないですが…すごく質問が多いですね…(笑)。」

シルバーストーンでロレンソ選手がヤマハと契約更新する前、ペドロサ選手の方は別のメーカーと話をしたと仰ってましたが…つまり、それはヤマハと話したと言うことでしょうけど、現在は、別のメーカーとのコンタクトはありますか?
「今現在、ホンダだけです。」

[ 後編に続く ]


(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Motocuatro.com 2012年06月27日



後半まだまだ…大胆質問が続き増すぞ…



巨大なチビ君に、ホンダ一途クリックPrego

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