ロッシ『ムジェッロはF1モナコGPに匹敵する！』2019ムジェッロGP

『ロッシ：ムジェッロはF1モナコGPに匹敵する！』

★5月30日（木）、ムジェッロGP会見でヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー）が次のように話した。

【ムジェッロGPとは？】
「始まるまでの数日が、いつものGPとは違うんですよ。なんか特殊なテンションになっていてね。
単純に言うなら、1年でもっとも重要なレースでしょ。ミザノよりも大切でしょうね。やはり、イタリアGPと言えばムジェッロなわけだし、トラックも素晴らしいですからね。」

【F1で言うなら、モナコGPと言う感じ？】
「良い例えですね。モナコもそうだけど、独特の雰囲気になるんですよ。4輪でモナコ優勝とか2輪でムジェッロ優勝は、本当に素晴らしいから。
歴史あるサーキットだって言うだけではなく、昔ながらの…まったく手つかずのトラックですからね。そんなの、そうそうないでしょ。」

【ここで久しぶりの優勝を果たせたら最高？】
「最高でしょうね。今も言ったけど、とにかく1年でもっとも重要なレースですからね。誰でも、ここで勝つのは格別だけど、イタリア人ライダーなら特にね。
明日、どんな感じで始められるかですね。上手いこと作業して、常に然るべき選択ができるかどうかが鍵になるでしょう。」

【楽観的にかまえている？】
「予想を立てるのは、いまや難しくなってますからね。ル・マンでは高い戦闘力で行けると思っていたのに、思っていたより苦戦してしまったし。
去年はそれほど悪くなかったし（※3位）、ここまでヤマハ機も改善された面はあるわけだし…細かいところで差が出てくるわけですからね。」

【理屈からすると、こんなに長い直線コースはヤマハ機向きではないのでは？】
「そうなんですけどね。ただ、加速はうちがロスしてしまうエリアだけど、ムジェッロはストップ＆ゴーのトラックじゃないから。ただ、ホンダやドゥカティは直線コースだけじゃなくコーナーでも速いから。
うちはトラックの隅々まで研究し尽くして、全力で走れるようにしておかないと。まぁ、イタリアGPってことで、プラスアルファの力もありますしね。
トップスピードを時速10キロは上げられるようにしないと。直線コースで抜かれまくってたら、コーナーが大きな問題になってしまいますからね。
あと、予選も上手くこなさないと。」

【マルケス選手がインフルエンザにかかっているが…】
「そう言うのはね、作戦なんですよ。明日になったら、マルケスはぴんぴんしていて、僕ら全員、40度の熱を出してるから。
まぁ、驚きはしましたけどね…病気だなんて初めてでしょ。てっきり、突然変異の人間なのかと思ってたから（笑）。
冗談はともかく、ちょっと風邪を引いたぐらいでどうにかなるタイプじゃないでしょう。ドゥカティと一緒になって速い走りをしてきますって。
いずれにせよ、僕はル・マンで表彰台から遠くかけはなれていたわけじゃないし、今回、それを目指して全力で頑張りますよ。今も言ったとおり、ここの表彰台は1年で一番格別だから。」

【ただ、直線コース終盤の盛り上がり部分を危険視する声が多いが…】
「旧タイプのサーキットですからね。超高速ポイントななのエスケープゾーンが狭いなんて箇所もいくつかあるし。
単純な解決法としては、『サン・ドナートコーナー』手前の盛り上がり部分を削ることでしょうね。モトGP機では、あの辺が限界ギリギリって状態だから。」

（参照サイト google 翻訳：『Gpone』）

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