『マルケス：次戦も出ますよ…僕は臆病者なんかじゃないんだから』
★6月4日、カタルーニャGP決勝戦でマルク・マルケス（ホンダファクトリー）が第8ラップの第10コーナーで、6位走行中に転倒リタイヤした。
★マルケス選手が今シーズン3戦目で復帰してからのリザルトは、7位/9位/リタイヤ/リタイヤ/リタイヤであり、3戦連続のリタイヤとなった。
★マルケス選手のコメント。
「問題があることは分かってますから。とにかく、加速でグリップがないんですよ。それで直線コースではいつも後ろに下がってしまうんです。あと、コーナー進入の際も、思い通りにマシンを止められるほどグリップがないし。
結局、今、僕は2つの問題を抱えてるんですよ。できるだけ早くそれを解決すべく、唯一の道を辿っている最中です。」
【今日のレースについては？】
「今日はプッシュできて…いつものマルク・マルケスって感じで、楽しめました。あの7周回は今年のベストですね…思い通りの操縦ができ、ちょっとリスクを負って走ることもできたんから。まぁ、結局、今日はそう言うことができる日だったんでしょうね。序盤では何回かオーバーテイクもできてたし。ただ、タイムロスしてしまう箇所がいくつかあったことも確かです。加速地点なんか特にそうでした。そうやって走っていたら、転倒してしまったんですよ。」
【転倒の原因は？】
「フロントが流れての転倒でした。残念だったけど、でも、今はリザルトのことはあまり気にならないんですよ…優先すべきは他にあるんで。
ヘレス戦でも転倒してしまったけど、あの時の転倒はまた別物で…今回はレース中に転倒はしたけれど、多分、明日、身体に支障は出ないと思うんですよ。」
【明日は、このままバルセロナサーキットでテストが行われるが…】
「明日は重要ですよ…僕的には今日よりも重要ですね。試しものがたくさん用意されていて…特に将来に向けてのマテリアルを探っていくようにね。
チームとも話し合ってきたし、僕の方も準備はできてます…まぁ、午後はへとへとになってるだろうけど。でも、明日のテストは僕ら全員にとっても、マシンの開発作業にとっても重要なものになるでしょうね。」
【2週間後はザクセンリンク戦が控えているが…】
「よほどのことがない限り、出ますよ…僕は臆病者なんかじゃないんだし。どれだけ走り続けられるかって言うのは、自信を取り戻すには一番ですからね。
とにかく、あそこのトラックからすると、何が起きるか…でしょうね。左折コーナーがたくさんあって…身体的には、僕としてはそれほどキツくはいはずなんですけどね。その辺が助けになってくれるかもしれません。とは言え、優勝できないことは分かってるんで。どう言う状況になるかは良く分かってるんで、メンタル面をしっかりさせていきますよ。
チームと一緒に、諸問題をどう解決するかを…昨年のヘレス戦まで歩んでいた道にどうやって戻るかを探ってる最中ですから。もちろん、たった1戦で全てを解決できるわけはないから…ホンダはずっと頑張り続けてくれてますけどね。とにかく、僕らはまた以前の強さを取り戻そうと、がっちりと取り組んで頑張ってますから。」
【最後に、クアルタラロー選手のファスナー全開走行については？】
「チーム内で話題に出てたんですが、処罰すべきだって意見もあったし、する必要なしって意見もあったし…。どうなんですかねぇ。
ファビオの一件はかなり珍しいことで、また同じことが起きるとは思えないんですよね。もちろん、危険ではあったし、レースディレクションは本人に何かしらの警告はすべきだったでしょうね…何かマシンから外れて落ちてたんだから（※外れ落ちたのは、クアルタラロー選手の胸部プロテクター）。
ブラック＆ホワイトの旗を提示すべきだったのかもね…一回止まって、ファスナーを上げてから再スタートが切れるように。マシンに問題がある時、そう言う風にされるじゃないですか。
まぁ、危険な状況ではあったけど、黒旗を出す必要ないと思います。」
Marquez: “Sono durato 7 giri, ma oggi mi sentivo il vero Marc”: “Ho spinto, attaccato, ma purtroppo sono caduto. La giornata chiave sarà quella di domani, perché abbiamo diverse cose da provare. Il Sachsenring? Ci vado anche se so di non vincere, non… https://t.co/kA1x1Vlmxv pic.twitter.com/TsBU3IXiiU
— gpone.com (@gponedotcom) June 6, 2021
（参照サイト：『Gpone』）
クアルタラロー＆ヤマハ機のコンビは、今や最強…って話は、note『2021イタリアGPまとめ』でどうぞ！
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本人のコメントの前に出てたファンクラブでのコメントとなんかリンクしてるのが面白い
調子悪かった時のロレンソのファンクラブの感じとか知りたいもんだわ
ホンダ、加速も侵入もグリップしないって、必要な箇所全部グリップしないってことじゃん。
やっぱり魔法覚めちゃったのかな(^^;;
余り好きじゃないけど、貴方が速く無いとつまらないからもう少し頑張ってください(笑)
無敵のザクセンリンクで勝てなかったり転倒したりするとメンタルが来そうというか
マルケスは毎年アメリカやザクセンリンクで勝つことでいつも仕切り直しできてたんだろうなって思う
『僕は臆病者なんかじゃないんだし』
自分に絶対的な自信があれば
こんなこと言わないよなぁ。
ホンダ以外のマルクを見てみたかったからこのまま不調が続いてホンダを諦めて移籍とかなったらそれはそれで楽しみ。
少なくとも調子は少しずつ良くなってそうだね。
来年は完全復活なか。
転倒しても平気なのはどうなのかなぁって思いますが、、
無鉄砲な転倒で巻き添えをくらう者の身にもなって欲しいところ、、他者のことをあまり考えないところが変わってない。
レースより翌日のテストの方が大事っていうのも、、
自分のいないチャンピオンシップを軽視しているようで、、やっぱりマルケスはマルケスなんですかね。
まぁ自身の過去を考えれば、ディレクションに意見出来る資格が無い事はわきまえているようで驚きました。
元草レーサー
テストが大事なのはどのライダーも同じです。
マルケスは今のマシンを改善したいって言ってるだけで、自分にはチャンピオンシップを軽視してるようなコメントには見えない
転倒してるライダー全員に言えるけど他車を巻き込みたくて転倒してるライダーなんていない
転倒を恐れて小さくなるぐらいなら全力で戦い抜くとマルクは言いたいだけです。
クアルタラロの件は確かに一度止まってきちんと着直してから再スタートでも良かったと思う
流石に失格にする必要無いかな
マルケスの転倒で誰かが巻き添え食らうってシーンは記憶にないかなぁ。少なくともそういう他車を巻き込むようなイメージはマルケスにない。チェッカー中で減速してるライダーに後ろから突っ込んだことはあったけど笑
毎レースの転倒っぷりから遠からず大なり小なりケガしそうですね。再度の休養を強いられ、マシン開発も遅滞し、復帰レースでは不安定なバイクで無理を強いられ…という負のスパイラル。