MotoGP

マルケス『ロッシは、これが最後のチャンスかもしれないと分かってる…』

『マルケス:僕とロッシは似た者同士』

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★マルク・マルケスが『The Guardian』サイトのインタビューで、次のように語った。
「結局のところ、僕とヴァレンティーノ(ロッシ)はメンタリティが同じなんですよ…つまり、戦わなければならないのなら、楽しもう…と。オートバイに乗っていて、1、2を争うぐらい素晴らしいことってオーバーテイクなんですよ…僕ら2人とも、それが好きだから。だからこそ今シーズンは、こんなに面白くなっていて…それもヴァレンティーノが良いレベルになっているからですよ。僕もまた強くなりますよ。僕らの他にドゥカティもいるしね。」

【アルゼンチン戦でのロッシ選手とのオーバーテイクは…】
「僕のメンタリティって、いつも優勝することなんですよね…『OK、2位で良いじゃない』って言う風に考えられないんですよ。(アルゼンチン決勝戦ではロッシを)倒そうと頑張ったんですよ。今回のことで僕とヴァレンティーノの関係は変らないって思ってるし、そう願ってます。でも、タイトル争いで最後の最後まで戦うようなら、テンションは上がっていくでしょうね。でも去年、僕はヴァレンティーノの『ランチ(私設トレーニングコース)』に行ったんですよ。互いにとって、なによりのことですよね。」

【総合首位のロッシ選手と30ポイント差だが…】
「ある意味、プレッシャーが減った感じです。僕が今、唯一しなければならないのは、改善し、そして勝つことでしょ。30ポイント差だろうが80ポイント差だろうが同じですよ…とにかく勝たなければ。」

【目標は3年連続チャンピオン…】
「数字的に、もう無理だって時まで、取れると信じ続けます。でも、ヴァレンティーノも本当に迷うことなく来るでしょう…彼にとって最後のチャンスかもしれないってことは分かってるんだから。最後の瞬間まで、彼と戦い続けます。」

(2015年04月27日『Gpone』記事参照)

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POSTED COMMENT

  1. ・v・ より:

    最後とは思わず、タイヤが変わったらもしかしてまたいけるかも、って思っている気がします。心理戦?

  2. vale46 より:

    MM大人な発言に余裕さえ感じる、それだけHondaのマシンと自分のライディングに自信があるのだろうな、悔し~~VR&チームYamaha頑張ってくれ~

    • Montagnya より:

      マルクとリヴィオ(スッポ)のタラレバ発言を見ていると、案外黄信号かもよ。

      • kai より:

        私も思います。
        「1周目で~」「接触・転倒しなければ~」昨年ならこういう発言はしなかったと思います。
        まあ、まだ序盤なのでそのうち追い上げてくるでしょう。

  3. テック21 より:

    昔のヴァレンティーノの発言を彷彿させます。この手の発言でビアッジ、ジベルナウはヤラレた感がありました。 ロッシの心理戦の強さを象徴してましたが、今回逆にマルケスが仕掛けている事が興味深い。 立場上有利な場所にいると誉め殺し的な発言をして、脅威になると、今年が最後のチャンス、とか何気にプレッシャーを与える発言を始める。。 ロッシが動じるとは思えませんが、面白くなってきました。 マルク、カタールは、確かに一週目でコースアウトしましたが、FLを取れなかったり、予選の時の余裕の発言に比べると実はあまり余裕がないのかな? と感じたりします。

    ロッシの方が、腹黒感は強いですが、若い時に比べるとだいぶ穏やかですよね。 ドカ時代の苦悩を経てここまで来ているバレの方が、負ける事に対する懐が大いと思いますので、このまま行けば10度目のチャンピオンの可能性は高いと期待しています。 まあ、あと15戦、色々あるとは思いますが。 ロッシの全盛期を見ている人間としては、初めて、スピードでも心理戦でもロッシと戦えるマルクとのコース内外でのバトル、楽しみです。

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