ジョナサン・レイ『バウティスタは無敵ではない！』2019 SBK ミザノ

『レイ：バウティスタは無敵ではない！』

★6月22〜23日のSBKミザノラウンドでジョナサン・レイ（カワサキ）が、レース1で優勝、スプリントレースで5位、レース2で優勝した。

★総合順位では首位バウティスタ（330ポイント）、2位レイ（314ポイント）、3位ファン・デル・マーク（188ポイント）となっている。

★レイ選手がレース2終了後、次のように話した。

「（レース2は）今週末、もっとも気温が高かったレースでしたね。ただ、自分のポテンシャルもレースペースも自覚していたし、実際、けっこうなリズムを維持できてました。
目標はアルヴァロ（バウティスタ）のペースに付いて行くことだったんですが、彼が転倒して…ちょっとしたミスでもOUTって感じでしたね。特に、グリップ不足だったから。
とにかく、僕はあまりプッシュしたくないって気持ちがありました。」

【最後はトプラク・ラズガットリオグル選手と一騎打ちになっていたが…】
「トプラクのペースが物凄かったんで2位でも良しって気持ちだったんですが…頭上に天使と悪魔が出てきて、天使が『2位にしておきなよ』って言うのに対し、悪魔の方が『チームに優勝を持って帰ろよ』って囁くんですよ。
結局、悪魔が勝ったわけですが、優勝できるリズムを維持することができましたね。」

【ラズガットリオグル選手は来年、ファクトリー機に乗れそう？】
「今でも、ファクトリー機に乗ってるんですよ。まぁ、（ファクトリー選手になるかどうかは）何とも言えませんね。スーパーバイクはシートが少ないのに、戦闘力の高いライダーが多いから。
トプラクは確かに最強で、実に良い操縦をしているし、去年のドニントン戦では僕を抜いて表彰台に上がってましたから。」

【グリップが落ち、バウティスタ選手が転倒していたが…】
「いつものことで…シーズンは長いとは言え、アルヴァロ相手に走るのは大変ですよ。
スプリントレースなんか、このパッケージでアルヴァロに立ち向かうのは本当に厳しかったし…レース2では転倒してましたけどね。
つまりは、アルヴァロは無敵ではないわけで、今週末、それが証明されたでしょ。」

【今後の目標はバウティスタ選手にプレッシャーをかけていくこと？】
「目標は、どんな状況下でもベストを尽くし、できるだけ多くのポイントを獲得することです。
厳しい時期でも諦める必要はないんですよ。遅かれ早かれ、チャンスは巡ってくるわけだし、そうなったら、それをフル活用すれば良いわけでね。
2016年のことを思い出しますよ…ラグーナセカでリタイアしてしまい、その後、シーズン末までずっと優勝できなかったんです。あのシーズンの後半はチャズ（デイヴィス）の天下だったけど、それでも僕はタイトルを取りましたから。」

【今回は、唯一、スプリントレースで転倒してしまっていたが…】
「あの瞬間、モトクロスライダーとしての勘を駆使しました…普段、それでトレーニングしてるんでね。
第10コーナーでミスってしまい、最後の最後まで持ち直そうと頑張ったんだけど、無理でしたね。残念です。
でも、最後はカワサキ3選手が表彰台に上がったわけですからねぇ…大興奮ものでしょ。」

Rea: "Bautista is not invincible. Today I had an angel and a devil on my shoulders.": "It's always the same story against Alvaro. I remember 2016 with Davies, when I didn't win a race after Laguna Seca, but I took home the title.” https://t.co/W19h2YCiKA pic.twitter.com/IoiLa4Jpfl

— gpone.com (@gponedotcom) 2019年6月23日

（参照サイト google 翻訳：『Gpone』）

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